甘納豆
-
2023-06-17 杉本拓朗(SUGIMOTO.Takuro)
【老台北がいた頃】②「冗談とまじめの境い目」に仁とグルメといたずら心…「愛日家」のお茶目な横顔
自らを「愛日家」という造語で定義し、多くの日本人に、台湾の日本語世代の男性の典型として記憶された蔡焜燦氏(1927~2017)が他界してから7月17日で七回忌を迎える。日台交流の担い手が世代交代し、「老台北」の面影が薄れゆくなか、日台交流ツアーの最前線などに身を置きつつ、生前深い往来交があった筆者が、「老台北」の横顔を振り返る。