プーチン
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2023-01-30 村田晃嗣(MURATA Kouji)
【村田晃嗣が斬る!】着実な外交で真の激動に備えよ カギ握る内政の安定
欧州ではウクライナでの戦火がやまず、東アジアも台湾海峡の暗雲を包含したまま迎えた2023年。気鋭の論客として知られる国際政治学者、村田晃嗣・同志社大教授は、台湾の総統選をはじめ、ロシア、ウクライナの大統領選、米大統領選などを控えた2024年にこそ、真の国際政治の激動がやってくると指摘する。それゆえこの1年、日本は着実な外交・安全保障政策で歩を進めねば危ういが、それは内政の安定が維持できるかどうかにかかっている。
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2023-01-16 TNL JP 編集部
失態続くウクライナ侵攻、露軍で究極人事 ゲラシモフ参謀総長を最高指揮官に任命
プーチン大統領は先週、ウクライナ侵攻を指揮するスロヴィキン総司令官をわずか3か月で更迭し、ロシア軍制服組トップで最側近の1人、ゲラシモフ参謀総長(67)を後任に任命した。ロシアが2月に侵攻を開始して以来、一連の上級指揮官をめぐる交代劇で究極の人事となった。ソ連崩壊後、参謀総長のポストを最も長く務めるゲラシモフ氏の任命が何を意味するのか―。
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2022-12-23 TNL JP 編集部
ゼレンスキー氏が訪米、支援継続を訴え ロシアは新型ICBMを初の実戦配備へ
2月24日にロシアによる侵攻が始まって以来、初めてウクライナを離れたゼレンスキー大統領は21日、米ワシントンに到着した。ホワイトハウスでバイデン氏と会談した後、米連邦議会で演説し、米国による軍事・経済支援などに謝意を示すとともに、これからも超党派による手厚い支援を継続するよう呼びかけた。一方、ロシアのプーチン大統領は新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)初の実戦配備を表明。西側をけん制する狙いとみられる。
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2022-12-09 TNL JP 編集部
ロシア国内の空軍施設相次いで攻撃受ける プーチン氏「核戦争のリスクが高まっている」
ロシア国内の複数の空軍基地などが今週、ウクライナのドローンにより相次いで爆撃されたことで、プーチン大統領の焦りが一段と鮮明になった。同大統領は「核戦争のリスクが高まっている」とし、他国から攻撃を受ければ報復すると言明。ただし、核兵器は「抑止力のため」だと強調した。一方、厳しい冬を迎えるウクライナのエネルギー施設などを狙ったロシアによるインフラ攻撃が激化しそうだ。
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2022-12-05 TNL JP 編集部
ベラルーシがついにウクライナ侵攻に参戦か プーチン氏に追い詰められたルカシェンコ氏
ロシアのプーチン大統領の〝忠犬〟と揶揄(やゆ)されるベラルーシのルカシェンコ大統領。これまでウクライナへの派兵を避けてきたが、ここにきて露・ベ両国の兵力が「1つの軍」として機能するよう参戦準備を始めたことを明らかにした。側近だった外相が先日、突然死したことも重なり、ルカシェンコ氏はプーチン氏の派兵要請を拒否し続けると、暗殺されるのではないかと疑心暗鬼に陥っていると英米メディアが報じている。
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2022-11-16 TNL JP 編集部
G20、対ロシアで参加国の足並みそろわず 東南アジア諸国はそれぞれの思惑に隔たり
主要20か国の首脳会議(G20)が15日、インドネシアのバリ島で開幕したが、招待されていたプーチン露大統領は欠席。ウクライナに侵攻したロシアへの対応をめぐり、開幕から参加国の足並みの乱れが露呈している。特に東南アジア諸国は消極的で、中でもベトナムなどインドシナ3国は西側と大きな隔たりがある。その理由を探った。
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2022-05-10 TNL JP 編集部
「プーチンに残されたのは勝利という信仰」 亡命したロシア人編集長が戦勝記念日に解説
ロシアの対ドイツ戦勝記念日の9日、英紙ガーディアンなど複数の欧州メディアは、ロシアで発行禁止となった独立系新聞ノーヴァヤ・ガゼータの記者らが西側で立ち上げたニュースサイトの論説を転載。ウクライナ侵攻が計画通りに進まず、追い詰められるプーチン露大統領が求めるものは何なのか、ロシア人ジャーナリストが論説の中で詳しく解説した。
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