迷走工作坊
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2023-07-08 TNL JP 編集部
「台湾人の視点を世界に知ってもらう」歴史と向き合い、想いを発信する台湾インディゲームの今
日本統治時代の台湾を襲った空襲、戦後の二・二八事件、言論の自由が制限された白色テロ時代――台湾のインディゲームには、日本のゲームシーンでは見かけない深刻なテーマを扱ったゲームが少なくない。なぜこうしたゲームが生み出されるのか、背景を探った。
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2023-06-29 TNL JP 編集部
台湾は「盟機」に空襲された!? 制作者が語るゲーム『台北大空襲』誕生の舞台裏
米バルブ・コーポレーション運営のSteamからPCゲーム『台北大空襲』(Raid on Taihoku)が今年2月に日本でも配信され、ゲームファンのみならず台湾通や歴史マニアらの間などでも話題となった。TNL JP編集部では、この異色のゲームを生み出したTaiwan Mizo Games(迷走工作坊)創設者、張少濂氏とファンツースタジオ(Fun2 Studio)の潘昱恒氏にインタビューした。ボードゲームからPC版まで台湾と日本で注目される『台北大空襲』。その制作の裏に秘められた思いとは…。
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2023-06-07 TNL Taiwan編集部
知られざる「台北大空襲」:米軍はなぜ台湾に無差別爆撃を行ったのか?
今年2月、台湾のゲーム会社が「台北大空襲」というタイトルのPC(STEAM)用ゲームソフトをリリースした。清子という日本名の少女を主人公に、第二次世界大戦末期、“たいほく”と呼ばれていた日本統治下の台北を襲った大空襲を追体験するアドベンチャーゲームは、同社が17年に発売して台湾で話題を呼んだ同名のボードゲームが原作だ。二つのゲームがテーマにしている台北大空襲は、戦争を知る世代を除けば、その惨事自体が人々のあいだで忘れられつつあるという。知られざる台北大空襲に至る経緯、そして台湾の被害について、2017年4月6日公開の「The News Lens」の記事を翻訳して紹介する。