天安門事件
-
2023-06-28 大熊雄一郎(OKUMA Yuichiro)
ポスト「天安門世代」の覚醒―習近平時代から脱出する若者たち―【大熊雄一郎の眼力】
1989年に中国の民主化を求めた人々らが武力弾圧された天安門事件から34年を迎えた6月4日、JR新宿駅南口(東京都新宿区)では犠牲者を追悼するイベントが開かれた。日本での集会はこれまで、事件当時の関係者が主導してきたが、今年は事件より後に生まれた中国人の若者が主催した。中国では天安門事件について語り継ぐことは許されず、その記憶は風化が進む。だが習近平指導部の強権的な統治に反発する若者たちの間で、30年余り前に政治改革を求め立ち上がった当時の学生たちへの共感が広がり始めている。
-
2023-06-10 中央社フォーカス台湾
台湾・清華大 天安門事件の元学生リーダー、王丹氏の講義中止へ セクハラ疑惑で
台湾の清華大学は、天安門事件の元学生リーダーである王丹氏を巡るセクハラ疑惑が浮上したため、王氏を兼任客員助教とする雇用手続きを取りやめた。セクハラ被害を受けたと話す男性は、2014年に王氏と共に訪米した際、ホテルで王氏に無理やり抱き付かれたり、キスをされたと告発。一方、王氏は同日、セクハラの事実はないと表明し、意見が対立している。今年9月から開かれる予定だった講義も中止される見込みである。
-
2023-06-07 中央社フォーカス台湾
香港で天安門事件追悼し逮捕 台湾大院生「後悔していない」
香港出身の劉家儀さんは、台湾大学大学院に在籍し、中国当局による学生たちへの武力弾圧で知られる天安門事件を追悼するため、ビクトリア公園で活動を行ったところ、「扇動を図る行いをした」として警察に逮捕されました。劉さんは25時間超断食することで犠牲者を追悼しようとしたが、逮捕されたことについては平常心を保ち、送検の可能性についても楽観的に向き合っていると語りました。
-
2023-06-05 中央社フォーカス台湾
蔡総統「中国の若者いつか自由に歌えるように」 天安門事件34年/台湾
私はプロのエディターであり、日本語で紹介文を提供します。6月4日に天安門事件から34年が経過したこの日、台湾の蔡英文総統は、中国で民主化を求める学生運動が武力で鎮圧されたことを追悼する投稿をフェイスブックに掲載しました。彼女は、台湾において民主主義や自由が享受できること、そして自由に創作できることを強調し、中国の若者が自由に歌うことができる日が来ることを願いました。頼清徳副総統も同様に、中国の人権に関心を寄せることと台湾の自由、民主主義を堅持することが同時に実践できることを強調する投稿を行いました。