習近平主席
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2023-11-16 TNL JP 編集部
習主席、軍に米国との衝突へ備え指示 政権初期の演説集で明らかに=米紙
中国の習近平国家主席は15日午前(日本時間16日未明)、6年半ぶりに訪れた米国でバイデン大統領と会談した。両国は関係の安定化をはかることができるかが焦点になる。そんな中、米紙ニューヨーク・タイムズは、習氏が権力を掌握した初期、米国との共存を誓う一方、中国人民解放軍に対して米国との軍事衝突も辞さない姿勢を示していたと伝えた。
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2023-10-19 TNL JP 編集部
「中国が得るものはほぼ無い」との懸念も プーチン氏と連帯強化した習氏の大バクチ
中国の習近平国家主席は18日、北京で開催された「一帯一路」の国際会議に出席したプーチン露大統領と会談し、連携を強化する考えで一致。台湾についても、プーチン氏は「中国の不可分の領土」として習氏の主張を支持した。世界から孤立したプーチン氏と手を結んだ習氏の〝ギャンブル〟は果たして成功するのか。米ブルームバーグが検証した。
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2023-10-11 TNL JP 編集部
中国で「習近平文化思想」が新たに登場 経済、外交などに次ぐ国家教義6番目の柱に
中国共産党は先週末、習近平国家主席の文化に対する思想を人民に徹底するため、党宣伝部や国営メディアの上級幹部を出席させて全国会議を開催。「中華民族の偉大な復興」などを柱とする、新たな「習近平文化思想」を発表し、報道などの分野でも徹底する方針を確認した。言論への締め付けがさらに強化されそうだ。
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2023-08-05 TNL Taiwan編集部
満100歳になったキッシンジャー元米国務長官を温かく迎える習近平氏。その背後にあるメッセージとは?
今年6月に習近平がブリンケン米国務長官と会談した際には、習近平がテーブルの先頭に座り、ブリンケンと米代表団はテーブルの両側で中国政府高官と対面して座っていた。しかし今回、習近平は小さなコーヒーテーブルで「中国の良き友人」キッシンジャー氏を温かく迎えた習近平氏と並んで座ることを選んだ。"中国人はこの種の会談の語り口やビジュアルを形作るのが非常にうまい "と専門家は言う。
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2023-07-28 川島真(KAWASHIMA.Shin)
秦剛外相解任で浮上する3つの可能性 「国より党」政治化する対外政策
就任半年余で解任された中国の秦剛外相。後任には前外相で外交を統括する王毅政治局委員が任命されるという異例の人事や、中国外務省ホームページから秦氏の情報が一斉に削除されたことなどから「事実上の更迭」と目されている。健康問題や香港のテレビ局の女性キャスターとの関係を問題視されて調査を受けているといった情報も取りざたされているが、確かな解任理由は発表されていない。前駐米大使でもあり「戦狼外交」の旗手とも目された秦氏。アジア政治外交史の専門家が中国の政治化する対外政策を念頭に、解任劇によって推察される3つの可能性を列挙した。
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2023-07-27 TNL JP 編集部
習政権、動静不明だった秦剛外相を解任 突然消息を絶った中国要人たちのその後
このひと月、動静不明だった中国の秦剛外相が解任された。外相という要職を就任からわずか半年余りで交代させるのは極めて異例で、香港の女性テレビ司会者との関係が理由との憶測が広まった。共産党内のライバルが、不倫騒動を利用して秦氏の失脚を図ったという陰謀論も浮上するなか、中国では過去にも突然姿を消した要人たちが多く存在した。
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2023-06-20 TNL JP 編集部
ブリンケン米国務長官、習近平主席と会談 関係安定化で一致も台湾問題では応酬
中国の習近平国家主席は19日、ブリンケン米国務長官と北京で会談し、「世界は安定した中米関係を必要としている」と述べ、対立する米中の緊張緩和に意欲を示した。ブリンケン氏も米中関係を改善させる意向を表明し、中国高官と対話継続の方針で一致。両政府は年内開催も視野に習氏とバイデン大統領の首脳会談を調整する。
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2022-10-24 TNL JP 編集部
3期目続投決定した習氏の独裁体制が確立 胡錦涛前主席、李首相ら反対派を完全排除
5年に1度の中国共産党大会が22日に閉幕し、習近平国家主席の異例となる3期続投が決定。少なくとも今後5年間の習氏による独裁体制を確立した。閉会式では習氏の続投に反対したとされる前国家主席の胡錦涛氏が議場から退場させられ、李克強首相らも最高指導部から排除されるなど、同指導部は全て習氏の側近で固められた。
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2022-06-10 TNL JP 編集部
毛沢東以来の長期政権が確実の習近平主席 「密告奨励法」施行で批判勢力一掃目指す?
習近平政権が国家総動員による〝スパイ狩り〟を始めた。中国では今週、外国人諜報員やその協力者の検挙につながる情報の提供者に、最大10万元(約200万円)を支給する「密告奨励法」が施行された。この秋、毛沢東主席以来の長期政権となる3期目続投が確実視される習氏。足元を固めるため〝スパイ対策〟という名のもと、批判勢力の一掃が狙いなのか。