基隆市
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2023-05-28 中央社フォーカス台湾
市の補助金を不正受給か 検察が食品会社関係者ら取り調べ/台湾
台湾・基隆市で、学校給食用の食材を提供していた食品会社が、不当な表示などを使い市から不正に補助金を受け取っていた疑いがあるとして、台湾基隆地方検察署が関係者ら12人の取り調べを行った。市が発見した不正行為には、提供したトマトの表示に事実とは異なる内容が書かれていたことや、期限切れの鶏肉を提供していたこと、パンに虫が混入していたことが含まれる。検察は、この食品会社や市教育処を捜索し、市内の各教育機関から提出された食材に関する資料などを調査した。現在、汚職を禁じる条例や文書偽造罪などの疑いで調べを進めている。12人のうち7人は保釈金を払い、保釈されたという。