ウクライナ
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2023-05-15 中央社フォーカス台湾
国軍、図上演習開始 中国の侵攻想定 ウクライナ戦争を参考に/台湾
15日早朝、台湾の定例演習「漢光39号」が開始され、19日まで24時間体制で実施される。この演習は、中国の台湾侵攻を想定し、敵によるあらゆる侵攻の可能性を想定しており、近年台湾周辺で実施された軍事演習の実態も考慮されている。また、ロシア・ウクライナ戦争の状況を鑑み、米軍が用いているコンピューターベースのシステム「JTLS」を使用してシミュレーションが行われる。ただし、幹部によれば、この演習でのシミュレーションは勝敗を予測する目的ではないという。昨年は新型コロナウイルスの影響で、詳細な戦術や戦法について幹部が対面で議論する形を採用していた。
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2023-05-05 中央社フォーカス台湾
蔡総統、日本との協力深化に意欲 山東前参院議長と会談/台湾
蔡英文(さいえいぶん)総統が4日、山東昭子前参院議長が率いる超党派の女性議員団と総統府で会談し、今後も日本をはじめとした民主主義のパートナーと協力を深化させ、共にインド太平洋地域の平和と安定を守っていきたいとの考えを示した。
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2023-04-26 TNL JP 編集部
駐仏中国大使“失言”にBMWアイス騒動…対欧州関係で防戦強いられる中国
中国が欧州との関係悪化に苦慮している。駐フランス大使の旧ソ連諸国の主権に関する発言が各国から非難を浴びる一方、上海モーターショーでは独自動車大手BMWの行動を巡って同社の不買運動が起きるなど、このところ欧州との距離が広がるトラブルが続く。米国が主導する中国包囲網切り崩しのため、欧州を味方に付けたい中国だが、ちぐはぐな動きが目立っている。
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2023-04-24 TNL JP 編集部
駐仏中国大使、ウクライナの主権に疑義発言 旧ソ連から独立したバルト3国など東欧反発
中国の盧沙野・駐フランス大使が、「主権国としての地位を具体的に示す国際合意は存在しない」などと旧ソ連から独立したウクライナなどの国家主権に疑問を呈する発言を行い、東欧諸国が一斉に反発。同大使はまた、台湾についても「台湾の運命を決めるのは中国人」「平和的統一が実現できなければ、他の手段も取りうる」などと主張した。
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2023-04-20 TNL JP 編集部
ウクライナ激戦化で露は中国、ブラジルに接近 G7外相声明「国際秩序の堅持・強化」で結束
ウクライナ東部の要所バフムトでの戦闘が激化する中、ウクライナ・ロシア双方の首脳は今週、それぞれ前線を訪問し、兵士らを激励したり指揮官からの報告を受けたりした。そんな中、ロシアは今週、中国やブラジルとの関係強化を図った。一方、長野県で開かれていた先進7か国(G7)外相会合は18日に閉幕し、共同声明で、ロシアによるウクライナ侵攻や中国の覇権主義的行動で揺らぐ国際秩序を堅持するため結束を誓った。
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2023-04-05 SWI swissinfo.ch 日本語版
ウクライナの地雷除去 市民の安全守るスイスの取り組み
ロシア侵攻から約1年、今やウクライナ領土の3割が爆発物で汚染され、市民の生活を脅かしている。4日の「国際地雷デー」に寄せ、地雷処理を巡るスイスの支援活動を紹介する。
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2023-03-22 TNL JP 編集部
中露首脳、ウクライナ問題解決は欧米次第 国際刑事裁判所のプーチン氏逮捕状に反発
22日まで3日間の日程でロシアを訪れている中国の習近平国家主席は、プーチン大統領とモスクワのクレムリンで会談した。両首脳はウクライナ問題について解決の行方はウクライナと欧米次第だとし、西側に責任転嫁した。一方、国際刑事裁判所(ICC)が先週、戦争犯罪の容疑でプーチン氏らに逮捕状を発行したことにロシアは激しく反発し、ICCの判事らに対する捜査を開始したことを発表した。
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2023-02-27 SWI swissinfo.ch 日本語版
ロシア中銀資産 ウクライナ復興資金としてスイスは没収できるか?
ウクライナの復興資金に充てるため、凍結したロシア中央銀行の資産を没収する案を巡り、欧州で活発な協議が進んでいる。没収案には賛否両論あり、実現にはスイスを含む各国で多くの法的問題をクリアする必要がある。
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2023-02-24 TNL JP 編集部
ウクライナ侵攻1年で先鋭化する民主陣営対専制陣営の対立
ウクライナ侵攻から1年。西側諸国によるロシアや支援国への制裁が一層強化される中、侵攻を正当化するプーチン大統領は米国との新戦略兵器削減条約(新START)の履行停止を表明。これまでロシアと一定の距離を置いていた中国も連携強化にかじを切る動きを見せ、中露首脳会談後の軍事支援も現実味を帯びてきた。“気球問題”による米中関係の悪化、米要人の相次ぐ台湾訪問などで台湾海峡の緊迫化も懸念され、民主主義陣営と権威主義陣営の対立が先鋭化している。
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2023-02-22 TNL JP 編集部
バイデン氏によるウクライナ電撃訪問の衝撃 ロシアの報道番組で専門家らが怒りを爆発
米国のバイデン米大統領が20日、ウクライナを電撃訪問したことを受け、ロシアメディアが猛烈に反発している。米リベラル系メディア「デイリー・ビースト」によると、ロシア国営テレビの報道番組で、専門家らはバイデン氏暗殺の是非まで議論したという。一方、プーチン露大統領は、ウクライナ侵攻から丸1年となる24日を前に、連邦議会で演説し、「ロシア防衛のための軍事作戦」を正当化し、継続する姿勢を強調した。