シミュレーション
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2023-05-15 中央社フォーカス台湾
国軍、図上演習開始 中国の侵攻想定 ウクライナ戦争を参考に/台湾
15日早朝、台湾の定例演習「漢光39号」が開始され、19日まで24時間体制で実施される。この演習は、中国の台湾侵攻を想定し、敵によるあらゆる侵攻の可能性を想定しており、近年台湾周辺で実施された軍事演習の実態も考慮されている。また、ロシア・ウクライナ戦争の状況を鑑み、米軍が用いているコンピューターベースのシステム「JTLS」を使用してシミュレーションが行われる。ただし、幹部によれば、この演習でのシミュレーションは勝敗を予測する目的ではないという。昨年は新型コロナウイルスの影響で、詳細な戦術や戦法について幹部が対面で議論する形を採用していた。