反スパイ法
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2023-10-20 TNL JP 編集部
福島処理水、不可解な日本企業社員逮捕など 「日中関係の緊張はエスカレート」豪研究機関
オーストラリアの民間研究機関「オーストラリア国際問題研究所」は今週、日本と中国の長期にわたる歴史問題や領有権をめぐる論争など、両国の政治・外交交渉は行き詰まっていると分析。それに加え、福島第1原発の処理水放出や、中国駐在の日本人社員がスパイ容疑で不可解な逮捕をされるなど、日中関係の緊張はますますエスカレートしている。
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2023-09-05 TNL JP 編集部
「スパイはどこにでも」 習政権が中国内の諜報活動あぶり出しに国民総動員
中国政府は国内で諜報活動がまん延しているとして、国民を総動員してスパイ取り締まりに対応するよう呼び掛けている。そんな中国について米紙ニューヨーク・タイムズは今週、最悪の経済不況に加え西側との緊張が高まる中、習近平国家主席は独裁体制に脅威となるもの全てを取り除くことに執着しているようだと伝えた。
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2023-07-05 西岡省二(NISHIOKA.Shoji)
私も中国でスパイに疑われた!改正「反スパイ法」は果たして習近平政権の基盤を強化するか
中国では今月1日、スパイ行為の対象を広げた改正「反スパイ法」が施行され、日本では中国と接点を持つ幅広い層に警戒感が広がっている。当局が恣意的な判断で「スパイ行為」を認定する恐れがあり、中国への旅行・出張をためらう声も聞こえる。経済成長よりも政治的安定を優先せざるを得ない習近平政権の特殊性を露呈した形といえそうだ。実際に中国で取材中、スパイ行為を疑われ、摘発されたことのある筆者が改正「反スパイ法」が何を中国にもたらすのかを考察してみた。
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2023-07-05 TNL JP 編集部
香港警察、民主活動家ら8人を海外指名手配 米「世界中で人権脅かす危険な前例」と非難
香港警察は3日、海外に逃れた民主活動家や元議員ら8人について、香港国家安全維持法(国安法)に違反した疑いで指名手配し、懸賞金をかけたと発表した。これに英米豪の政府は「世界中で人権や自由を脅かす危険な前例」になると中国側を強く非難した。
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2023-07-03 TNL JP 編集部
中国、強化した改正「反スパイ法」を施行 外国企業のリスク拡大で「脱中国」加速か
中国でスパイ行為の取り締まりを強化する改正「反スパイ法」が1日に施行され、米情報機関は、中国で活動する米国など外国の企業や個人にとって拘束などのリスクが高まると強い懸念を表明した。スパイ行為の定義があいまいで「従来の事業活動が罰せられる可能性がある」としている。
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2023-05-02 TNL JP 編集部
中国が自国の経済情報〝ブラックボックス化〟 在留外国企業へ圧力を強化し、家宅捜索も
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは1日、中国が公式統計年鑑などに対する海外からのアクセスを制限、もしくは全面的に遮断することで、自国経済に関する情報を〝ブラックボックス化〟したことに、外国の企業や投資家らは警戒感を示していると報じた。
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2023-04-27 TNL JP 編集部
中国当局、消息不明の台湾編集長を拘束 強まる弾圧で言論人らの逮捕・起訴相次ぐ
中国当局による言論弾圧が、ここにきて一段と強まっている。中国政府は26日、消息不明になっていた台湾の出版社「八旗文化」の編集長・李延賀氏について、身柄を拘束し、国家の安全保障を損なう活動に関与した疑いで捜査していると発表した。また、中国共産党の有力紙・光明日報の元論説部副主任もスパイ罪で起訴されたことが25日判明した。中国では「反スパイ法」が改正され、定義を拡大し、摘発がさらに強化される。