王毅外相
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2023-04-07 樫山幸夫 (KASHIYAMA Yukio)
【樫山幸夫の一刀両断】各国が注視した蔡英文総統と米下院議長の会談 台湾の存在感増大を証明
蔡英文総統と会談したマッカーシー米下院議長(共和党)は、「ゆるぎない支援」を表明した。台湾の総統の立ち寄りに制限を科していた米国は、中国が台頭し始めた2000年代に入ってから歓迎の方針に転じた。台湾の国際的な重要さが、それにあわせて増してきたためだ。米国だけでなく日本、欧州も関係強化を進めている。中国は存在を誇示すれば、それだけ台湾の影響力増大を許す結果になる。
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2022-09-26 中央社フォーカス台湾
国連総会、中国外相「台湾は中国の一部」 外交部「歴史ねじ曲げている」
米ニューヨークで開催されている国連総会で24日、中国の王毅外相が演説し、「台湾は古来から中国にとって不可分の領土の一部」などと述べた。外交部(外務省)は25日、王氏が「歴史の事実をねじ曲げている」と報道資料で指摘。「最も厳しいけん責」を表明し批判した。
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2022-06-01 TNL JP 編集部
覇権主義中国が南太平洋の軍事拠点作り狙う 島しょ国10か国の外相会議で一部から不信感
「未来を共有する共同体」を構築するためという名目で、ソロモン諸島など南太平洋島嶼(とうしょ)国を歴訪中の中国の王毅(おう・き)外相は5月30日、同地域の10か国との外相会議で経済や安全保障での協力に向けて協定案を提示したが、一部の国が不信感や懸念を示したことで合意に至らなかった。その「懸念」とは、覇権主義という野心を隠すこともなくなった中国への危機感だった。