G7広島サミット
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2023-09-07 山本一郎
月イチ連載「山本一郎の#台湾の件」第17回:ALPS処理水放出で台湾とご一緒するべきこと
8月24日に始まった福島第一原発の処理水海洋放出をめぐっては、事前の外交準備を綿密に繰り広げていたにもかかわらず特に中国からの抗議が激しく、日本の水産物全面禁輸措置が発動され、日本の企業や団体には“嫌がらせ電話”が殺到するなど社会に波紋を広げています。他方で、中国は対台湾貿易政策において台湾産マンゴーやパイナップルの輸入停止を突如発表。厳しい状況にある中国経済に対する中国国民の不満のはけ口を、海外に向けるという思惑も見え隠れする一連の問題に、私たち日本と台湾はどう向き合うべきか。山本一郎さんの月イチ連載、最終回です。
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2023-05-31 山本一郎
月イチ連載「山本一郎の#台湾の件」第14回:G7広島サミット大成功で台湾を巡る状況の変化とこれからの日台中の行く末について
5月21日に閉幕したG7広島サミット(先進7カ国首脳会議)。最終日にはウクライナのゼレンスキー大統領が討議に参加するなどウクライナとの連帯を世界に示した一方、台湾海峡の平和と安定については「国際社会の安定と繁栄に不可欠」と言及され、その重要性が格上げされたことがうかがえました。今回のサミットで台湾を巡る状況はどのように変化していくのか。山本一郎さんの月イチ連載です。
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2023-05-23 TNL JP 編集部
米国、ウクライナへF16戦闘機の供与容認 欧州の「戦闘機連合」創設に環境整備加速
バイデン米大統領は21日、先進7か国首脳会議(G7広島サミット)に参加したウクライナのゼレンスキー大統領と広島市で会談し、欧州の同盟国による米国製F16戦闘機のウクライナ供与を容認する考えを伝えた。ゼレンスキー氏はこれまでも西側諸国に対し、戦闘機の供与を求めてきたが、なぜF16がそこまで必要なのか―。
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2023-05-22 TNL JP 編集部
台湾海峡触れたG7声明に「内政干渉」と反発 中国が主要先進7か国を「大嫌いな理由」とは
21日閉幕した主要先進7か国(G7)広島サミットは、前日に首脳声明を発表。法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を強化すると明記した上で、台湾海峡についても懸念を表明。平和と安定の重要性を改めて確認し、問題の平和的な解決を促すとした。その中国について米FOXは、「中国はG7が大嫌い」との見出しで、根拠となる「4つの理由」を挙げた。
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2023-04-12 TNL JP 編集部
「我々の危機ではない」マクロン仏大統領の発言で足並みの乱れ露呈した西側陣営
台湾情勢に関し、「米中いずれにも追随すべきでない」と説いたフランスのマクロン大統領の発言に、欧米各国が強く反発している。台湾の蔡英文総統がマッカーシー米下院議長と会談したことへの対抗措置として、中国が台湾周辺で軍事演習を行っている最中だっただけに、フランス国内でも批判の声が上がった。西側陣営の足並みの乱れを露呈した形のマクロン発言は、5月に広島で開催される主要7カ国首脳会議(G7サミット)にも影響を与えそうだ。