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2023-09-30 坂木 龍太郎 (SAKAKI Ryutaro)
大切なのはバランス感覚に積極性 台湾で中国語を上達させるために必要なこと
外国人として台湾で暮らしている人間にとって、最大のストレスは「言語」だろう。言いたいことを伝えられなかったり、相手の説明がいくら丁寧でも聞き取れなかったりと、中国語がわからなければ生活は困難だ。とはいえ、台湾には日本語が通じる店や日本語が話せる台湾人が多く、日本語話者からすると中国語が全く話せなくても何とかなってしまうのも事実。そんな台湾で語学力を向上させるための秘策とは。
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2023-09-28 坂木 龍太郎 (SAKAKI Ryutaro)
限定アレンジメントも続々 在台日本人花屋店主が見た“中秋節の台湾”
豊作に感謝し、月を愛でる。旧暦8月15日の中秋節は、日本でいう「中秋の名月」「お月見」「十五夜」のこと。この日に見える月は普段より丸く「一年で最も美しい月」と言われ、丸いものに家族円満の意味合いがあり縁起が良いとされる台湾では、家族だけでなく親戚や友人と集まり、一緒に食事をすることが一般的だ。
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2023-09-15 坂木 龍太郎 (SAKAKI Ryutaro)
どうやって感謝を伝える?今月28日は生徒や保護者が先生への感謝を伝える「教師節」
台湾には年に1度、教師(先生)に感謝する日として「教師節」という記念日がある。日本ではもちろん、台湾在住の日本人でも教師節を知らないという人は多い。だが、台湾人にとってはとても大切な日であり、毎年、生徒やその保護者は先生にどうやって感謝を伝えるものかと悩んでいる。
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2023-09-08 坂木 龍太郎 (SAKAKI Ryutaro)
台湾の精神性反映した日本ゆかりのマジョリカタイル文化 牡丹柄人気に生産追いつかず
台湾でもあまり見かけなくなっているタイルだが、レトロなものが好きな方であれば、「マジョリカタイル」と聞くとピンとくるのではないだろうか。伝統的な手法で作られたタイルは台湾中部から南部の歴史ある家屋ではまだ現存しており、花柄やカラフルなデザインが多く、そのレトロ感を魅力に感じているアーティストや若者が少なくない。そして、実は日本ととても深い関係がある。
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2023-08-25 坂木 龍太郎 (SAKAKI Ryutaro)
忙しいのは“ヤクザ経営”の花屋だけ……台湾と日本、花屋のお盆の迎え方
台湾では先祖や無縁仏の霊があの世から帰ってくる鬼月の季節を迎え、折り返し地点となる「中元節」もまもなく。日本の花屋は、夏といえばお中元やお盆で大忙しだが、フワラーギフトや仏花の需要が少ない台湾の花屋は閑散期。しかし、唯一この時期に忙しい花屋も存在する……。
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2023-08-18 坂木 龍太郎 (SAKAKI Ryutaro)
数ある“恋人の日”で重要度はいかほど? 台湾の七夕は真夏のバレンタインデー
「恋人の日」といえば日本なら2月14日のバレンタインデーが定番だが、台湾には1年にいくつも「情人節=恋人の日」が存在する。きたる旧暦7月7日の七夕(今年は8月22日)は「真夏のバレンタインデー」といったところか。「七夕情人節」と呼ばれ、恋する人へプレゼントする文化がすっかりと根付いた。
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2023-08-08 坂木 龍太郎 (SAKAKI Ryutaro)
単なる語呂合わせではない? 8月8日が台湾の「父の日」になったワケ
本日8月8日は台湾の「父の日」。アメリカに倣い、6月の第三日曜日を父の日にしている国が日本も含めて世界には多い中で、台湾独自の父の日の制定には歴史が深く関わっている。
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2023-08-02 坂木 龍太郎 (SAKAKI Ryutaro)
台湾での犬との生活、散歩道に潜む危険を花屋目線で解説
ペット人気に湧く台湾。圧倒的な人気を誇るのは犬だが、日本とは気候も文化も異なるため、日常生活で配慮しなければならないことも変わってくる。散歩道を彩る植物たちも、犬にとっては危険な存在になるもののひとつ。台湾での犬との生活からは、観光とは違った台湾文化が見え隠れする。
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2023-07-27 坂木 龍太郎 (SAKAKI Ryutaro)
大家の投資失敗で借りていた店舗が差し押さえ……日本人花屋経営者が台北で遭遇した“移転トラブル”
台湾の店舗経営者にとって、店舗移転に関する知識や法律関係の情報収集は必須のスキル。台北で花屋を営む日本人経営者の坂木龍太郎氏は、特に優良物件が限られている台北では、不測の事態が生じても即座に移転対応できるように、日頃からの準備の大切さを訴える。台湾で店舗を運営したり、立ち上げを考えているのなら覚悟しておきたいトラブルを避けるためにするべきこととは?
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2023-07-20 坂木 龍太郎 (SAKAKI Ryutaro)
先生と親のLINE交換は当たり前。台湾の卒園式から見る文化の違い
台湾は卒業シーズン真っ只中。6月は小中高や大学で卒業式が、7月は幼稚園で卒園式が行われることが多く、花屋にとっては忙しい日々が続く。日本と異なるのが、台湾では園児や生徒から先生へ、ときには保護者から先生へ花や贈り物をプレゼントすること。保護者と先生の距離も日本以上に近いが、先生という職業へのリスペクトも日本以上のようだ。