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2023-01-26 TNL JP 編集部
米・東海岸などでクジラの漂着死が急増 地球温暖化で活動範囲に変化が原因か
大阪で今月、河口に迷い込んだ体長約15メートルのマッコウクジラが死に、大きな話題になったが、米・東海岸でも漂着して死ぬクジラが相次ぎ、米メディアによると、昨年12月から1月中旬までの6週間で、その数は14頭にも上った。専門家は「この数年、漂着は増加傾向にあり懸念している」とし、温暖化による活動範囲の変化で人間との接触が増えた可能性を要因の一つに挙げた。
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2023-01-25 TNL JP 編集部
2023年は台湾海峡で何が起きるのか 台米、中国の台湾統一阻止へ5年計画開始
米国は、習近平政権による「台湾統一」が2027年に起きる可能性が最も高いと警戒。台湾は「空と海の戦力強化計画」を27年までに実施し、米国などと共に習近平国家主席の野望を阻止したい考えだ。そんな台湾をめぐる米中の思惑をフランスのニュースサイト「ワールドクランチ」が解説する。
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2023-01-24 TNL JP 編集部
ドイツ、ウクライナ支援で戦車供与見送りの訳 同盟国保有のレオパルト提供は「阻止しない」
ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナにとって〝ゲームチェンジャー〟に成り得る重戦車の支援をめぐり、英国が早々に主力戦車「チャレンジャー2」の供与を表明したのとは対照的に、ドイツは主力戦車「レオパルト2」の供与に慎重な姿勢を崩していない。ただし、ベアボック独外相は22日、同戦車を保有するポーランドなどがウクライナに提供することについては阻止しないと述べた。
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2023-01-23 TNL JP 編集部
中国で行動制限なしの春節連休始まる 延べ21億人が大移動、海外旅行も再開
中国で先週末、春節(旧正月)に合わせた1週間の大型連休が始まった。新型コロナウイルス対策の行動制限がなくなったため、連休前後も含めて前年比で倍増となる延べ約21億人が、帰省などで国内を移動することが見込まれている。延べ30億人が移動したとされるコロナ禍前の2019年よりは下回るものの、昨年からは大きく回復することになる。
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2023-01-21 TNL JP 編集部
【台湾で馬拉松?①】道中の美しさは台湾イチ! 台東の大自然を堪能する絶景マラソン
海外旅行を兼ねて現地のマラソンレースに参加したいと思っている市民ランナーの方には、日本から参加がしやすい台湾のマラソン大会もおすすめです。実はマラソンブームが広がっている台湾。台湾八景の一つ、台東を代表する観光地・太魯閣峡谷を走る「太魯閣峡谷マラソン」は、その人気からかつては“秒殺レース”といわれるほどだったそう。
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2023-01-20 TNL JP 編集部
露民間軍事会社ワグネルの元指揮官が亡命 ベラルーシはロシアの参戦圧力で苦肉の策
ウクライナ侵攻の失敗で、じり貧のプーチン露大統領にとって、〝頼みの綱〟でもあるロシアの民間軍事会社「ワグネル・グループ」の元指揮官がノルウェーに逃亡し、亡命申請していることが分かった。一方、プーチン氏からの参戦圧力が高まるベラルーシのルカシェンコ大統領は、苦肉の策として〝ベラルーシ版ワグネル〟の投入準備を急いでいるという。
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2023-01-19 TNL JP 編集部
米研究班が老化のリセット方法を発見、 年老いたマウスを若返らせることに成功
米ボストンの研究室でマウスを若返らせたり、老化させたりするという実験が行われている。年老いた盲目のマウスは視力を回復し、快活で若い脳に再生して、より健康な肉体と腎臓組織を取り戻した。反対に、若いマウスは急激に老化し、体のほぼすべての組織に壊滅的な結果をもたらしたというのだ。
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2023-01-18 TNL JP 編集部
少子化中国の人口、61年ぶり減少に転じる インドが推定14.12億人で世界最多へ
中国政府が17日に公表した2022年末の総人口は、14億1175万人で国連によるインドの推計人口14億1200万人を下回った。中国が首位から陥落し、インドが世界最多となった可能性がある。少子高齢化が急速に進む中国では、2035年までに60歳以上が人口の3分の1近くを占める「超高齢化社会」になると予想される。
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2023-01-17 TNL JP 編集部
半導体覇権狙う中国、米国は供給網の再構築へ 日米蘭が先端チップ製造装置の輸出禁止調整
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、「半導体が今や石油と同じくらい、現代経済の中心を担うことを米国はこの2年で完全に理解した」と要約した。中国が巨額の補助金を投入し、半導体覇権をもくろむ中、米国は日本などパートナー国と協調し、それを阻止すべく半導体の生産とサプライチェーン(供給網)の再構築を急いでいる。
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2023-01-16 TNL JP 編集部
失態続くウクライナ侵攻、露軍で究極人事 ゲラシモフ参謀総長を最高指揮官に任命
プーチン大統領は先週、ウクライナ侵攻を指揮するスロヴィキン総司令官をわずか3か月で更迭し、ロシア軍制服組トップで最側近の1人、ゲラシモフ参謀総長(67)を後任に任命した。ロシアが2月に侵攻を開始して以来、一連の上級指揮官をめぐる交代劇で究極の人事となった。ソ連崩壊後、参謀総長のポストを最も長く務めるゲラシモフ氏の任命が何を意味するのか―。