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2022-10-26 TNL JP 編集部
世界最古の星図の断片ついに発見される 伝説の古代ギリシャの「ヒッパルコス星表」
〝天文学の父〟とされる古代ギリシャの天文学者ヒッパルコス(紀元前190年頃~紀元前120年頃)が編纂(へんさん)し、2000年以上もの長きにわたり探し求められてきた世界最古の星空の地図「ヒッパルコス星表」の断片が、ついに発見されたと天文学ファンの間で大きな話題になっている。一体どうやって見つかったのか―。
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2022-10-25 TNL JP 編集部
英国史上初アジア系のスナク首相就任へ 政界入りわずか7年で国の最高指導者に
英国で初めてのアジア系首相が誕生する。就任からわずか45日でリズ・トラス首相が辞任表明したことを受け、混乱を招いた与党・保守党は、後任を決める党首選を24日に行い、リシ・スナク元財務相(42)を新党首に選出した。25日(日本時間同日夜)にチャールズ国王の任命を受け、同国では20世紀以降、最年少首相に就任する。そのスナク氏とはどういう人物なのか。
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2022-10-24 TNL JP 編集部
3期目続投決定した習氏の独裁体制が確立 胡錦涛前主席、李首相ら反対派を完全排除
5年に1度の中国共産党大会が22日に閉幕し、習近平国家主席の異例となる3期続投が決定。少なくとも今後5年間の習氏による独裁体制を確立した。閉会式では習氏の続投に反対したとされる前国家主席の胡錦涛氏が議場から退場させられ、李克強首相らも最高指導部から排除されるなど、同指導部は全て習氏の側近で固められた。
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2022-10-23 TNL JP 編集部
連載「あの街の“正港台湾料理店”」第4回:台湾席茶 蓮月庭(東京都目黒区)
正港とは「正統な、本場の」などを意味する台湾語。「あの街の“正港台湾料理店”」は、日本で台湾の食文化にこだわる料理人のストーリーと食を追い求める連載です。第4回目は、台湾の高級茶専門店の運営に長年携わってきた洪藝庭(ホンイーティン)さんが、本場の茶藝館を日本でも再現すべく出店した「台湾席茶 蓮月庭」を紹介する。
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2022-10-22 TNL JP 編集部
台湾発の手術支援ロボット 世界屈指の技術力を駆使し、海外展開にらむ
世界で開発競争が加速する手術支援ロボット。台湾発のバイオベンチャー、ブレインナビ・バイオテクノロジー社が開発した「ナオトラック(NaoTrac)」は、執刀医の技量に関係なく、安全かつ患者の負担が少ない低侵襲の手術を可能にし、手術時間も大幅に短縮できるという。同社は海外展開をにらみ、数年以内の日本での販売承認の獲得を視野に入れている。
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2022-10-21 TNL JP 編集部
英国の中国総領事館デモで参加者殴打される 人民解放軍は元英空軍パイロットを高額勧誘
英国中部・マンチェスターの中国総領事館前で今週、香港の民主化を求めるデモがあり、参加していた男性が総領事館関係者らに敷地内に引きずり込まれて殴打された事件で、暴行に加わったとされる総領事は20日、英メディアの取材に応じ、「緊急事態だった」として関与を認めた。また、香港出身の被害者が19日、当時の様子を記者会見で詳細に明かした。
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2022-10-20 TNL JP 編集部
プーチン氏の30万人部分動員令から1か月 無差別徴兵を逃れ、海外脱出する若者急増
ウクライナに侵攻したロシアで「部分動員」という名の無差別徴兵が始まって21日で1か月。モスクワでは警察や軍関係者が手あたり次第、街で見かけた男たちを強制的に連行し、入隊を強要している。そんな状況から逃れるため、国外脱出する若者が後を絶たない。一方、ウクライナでは約70%の国民が「侵略者に勝つまで戦い続ける」と答え、士気の高さを示した。
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2022-10-19 TNL JP 編集部
中国共産党大会の習氏、外資「支援」強調 「引き続き世界経済に門戸を開く」と宣言
中国共産党の習近平総書記(国家主席)は今週、第20回党大会での政治報告で、「経済発展が最優先事項」だとし、民間企業や外資系企業について、「いささかも揺るぐことなく発展を奨励、支援、リードする」と表明。今後も外資の参入を求めていく考えを示した。その一方、党・政府が経済に深く関与する、国家資本主義的な色彩は隠せていない。
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2022-10-18 TNL JP 編集部
露同盟国ベラルーシがウクライナ戦争参戦か 〝援軍〟ならぬ〝お荷物〟になる可能性も
過去8か月間、ウクライナ侵攻に直接関与することを避けてきたロシアの同盟国ベラルーシのルカシェンコ大統領は、ロシア軍の兵力不足を補うため、両国の合同部隊を編成することを表明。「ベラルーシ参戦の隠れみのではないか」という観測も浮上する中、米軍事専門家はベラルーシ軍が〝援軍〟というより〝お荷物〟になる可能性が高いと指摘している。
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2022-10-17 TNL JP 編集部
習主席3期続投確実の共産党大会始まる 台湾統一に武力行使の可能性を繰り返す
5年に1度の中国共産党大会が16日、北京の人民大会堂で開幕した。異例の長期政権となる3期目への続投が確実視されている習近平国家主席(69)は、党中央委員会活動報告で2期目の過去5年を総括。台湾の分離独立派への「重大な闘争を断固として展開した」と述べ、米国を念頭にけん制。香港については、「混乱の包括的統制を達成した」とし、2019年~20年に起きた民主化デモの鎮圧を誇示した。