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2022-09-15 TNL JP 編集部
台湾が世界の民主主義各国に支持を訴え 侵略抑止のため厳格な対中国制裁求める
事実上の駐米台湾大使である蕭美琴(しょう・びきん)代表は今週、軍事圧力を強める中国に対し台湾への侵略を阻止するため、世界から国会議員約60人をワシントンの外交官邸に迎え、それぞれの国が北京政府に厳しい制裁を発動するよう求める会合を開いた。ロイター通信が14日、独自入手した情報をもとに報じた。
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2022-09-14 TNL JP 編集部
英国史上最年長で即位したチャールズ国王 高齢で戴冠したエドワード7世から学ぶもの
英国史上最年長の73歳で王位に就いたチャールズ国王。一般社会なら多くの人がすでに退職した年齢だが、同じような境遇で即位した国王は過去にもいた。それが高祖父エドワード7世だ。母親ビクトリア女王の跡を継いで、即位した時はすでに59歳。当時としては高齢だった。それでも、名君として成功を収めたことを例に挙げ、チャールズ新国王にもその可能性は十分ある、と本人を知る英紙サンデー・タイムズの元編集局長マーティン・イヴェンス氏は米ブルームバーグへの寄稿でそう記した。
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2022-09-13 TNL JP 編集部
TNLメディアグループが新世代のメディアプラットフォーム「iCook」を買収 料理コンテンツの充実と、Eコマース、有料会員制サービスコンテンツのさらなる進化を促進
TNLメディアグループが台湾最大のレシピ・ライフスタイル・プラットフォームのiCookを買収。グループ全体で台湾最大の購読者基盤を持つこととなる。また、EC分野への本格参入で、有料会員制サービスの強化を図る。
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2022-09-13 TNL JP 編集部
ウクライナ軍の反攻で東部ハルキウ州奪還 露軍は「大敗北」で侵攻後最大の転換期へ
ロシアのウクライナ侵攻から200日、戦況が大きく変わりつつある。ウクライナのゼレンスキー大統領は11日、同国東部ハリコフ州の重要拠点イジュームを奪還したと宣言した。先週末までにウクライナ軍は同州30か所以上をロシア軍から取り戻し、南部でも反攻が着実に進行。ロシア軍の防衛線が崩壊する可能性も浮上し、侵攻以来最大の転換期を迎えている。
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2022-09-12 TNL JP 編集部
エリザベス女王が唯一「踏み誤った」対応は ダイアナ妃急死後、国民の怒りを買った沈黙
8日に亡くなったエリザベス女王は、英国王室史上最長の君主として70年あまり君臨。英国民のみならず世界中の人たちに敬愛された。その女王が一度だけ、「大きく対応を踏み誤った」ことがあった。25年前、ダイアナ元妃が不慮の事故で、悲劇的な最期を迎えた直後のことだった。
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2022-09-09 TNL JP 編集部
ロシアから天然ガス供給停止で窮地のドイツ 冬場に備え、閉鎖予定の原発を稼働継続決定
「背に腹は代えられない」とはこのことか。2035年以降、脱炭素、脱原発で自然エネルギーに移行するため、今年3月、「再生可能エネルギー法」改正案を公表したドイツ。ところが、ロシアからの天然ガス供給が事実上停止されたことで、政府は急きょ、火力発電を天然ガスから石炭に切り替え、年内で停止の方向だった原子力発電所もこの冬に備え、2基の稼働継続を決めた。
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2022-09-08 TNL JP 編集部
地球の海面上昇もたらす南極の「終末氷河」 融解が予想以上に進行、近く大きな変化も
南極大陸のスウェイツ氷河は崩壊の危険性が高く、地球規模の海面上昇の脅威をもたらすことから「終末(ドゥームズデー)氷河」と呼ばれている。専門家らはこの氷河の融解が予想以上に進行し、今後数年でさらにペースが上がる可能性があると指摘。米CNNは、極端な海面上昇の懸念を増幅させていると伝えた。
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2022-09-07 TNL JP 編集部
欧米からの制裁で追い詰められたロシア 物資不足で砲弾、ミサイルを北朝鮮から調達
窮余の一策なのか―。米紙ニューヨーク・タイムズは今週、ウクライナ侵攻を続けるロシアが、数百万発の砲弾やロケットを北朝鮮から調達していると報じた。公開された米機密文書によるもので、ロシアへの西側による厳格な制裁が効果を発揮し、追い詰められたプーチン政権が〝のけ者国家〟に頼らざるを得なくなったことの証だとしている。
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2022-09-06 TNL JP 編集部
インドが初の国産空母「ビクラント」を就役 インド太平洋地域で覇権目指す中国に対抗
インドは先週末、初の国産航空母艦「ビクラント」を就役させた。これでインドの空母はロシアから購入した「ビクラマディティヤ」に加え、2隻体制となる。経済・軍事両面で重要なシーレーン(海上交通路)であるインド洋への進出姿勢を強める中国をけん制し、海軍力の増強を図る狙いだ。
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2022-09-06 TNL JP 編集部
ロシア第2位の石油会社会長が「自殺」 相次ぐオリガルヒ大物の死が示すもの
ロシアのオリガルヒ(新興財閥)から、あらたな大物の死が報じられた。今年に入り、少なくとも8人の著名なロシア人経営者らが、自殺か原因不明の事故で死亡したとされ、うち6人は同国の2大エネルギー企業のガスプロムとルクオイルに関係した人物だった。一方、ガスプロムはドイツ経由で欧州に天然ガスを送るパイプライン「ノルトストリーム1」のガス供給を無期限停止することが分かった。冬に向けて、ロシアによる西側への揺さぶりとみられる。