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2023-03-31 TNL JP 編集部
24年パリ五輪にIOCがロシア復帰を推進欧米は反発、侵攻止めるまで参加禁止を要求
国際オリンピック委員会(IOC)は今週、ロシアとその同盟国ベラルーシの選手の国際大会復帰に向けた諸条件を各国際競技連盟に勧告した。両国の選手が国際舞台に再び参加できるよう推進するIOCの対応に、各国からは反発が相次いでいる。ロイター通信によると、ウクライナの隣国、ポーランドのバブジク副外相は「IOCにとって恥ずべき日だ」と断じた。
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2023-03-30 TNL JP 編集部
中米歴訪の蔡総統が経由地NYに到着 中国は台米接触なら「必ず反撃を行う」
10日間の中米歴訪に出発した蔡英文総統は29日、経由地の米ニューヨークに到着した。米政府は「公式訪問ではない」としているが、中国は台湾独立を狙う挑発行為だと反発。ニューヨーク市内では蔡氏を歓迎する台湾支持者らが集まる一方、中国系住民らは五星紅旗を掲げて「裏切り者」などと叫び、抗議活動を展開した。
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2023-03-29 TNL JP 編集部
エジプト神殿で羊の頭のミイラ2千個発見 紀元前13世紀のラムセス2世への供物か
エジプト観光・考古省は先週、同国南部アビドスでラムセス2世(紀元前1303年頃~紀元前1213年頃)の神殿に、供物として捧げられたとみられる2000個を超える大量の羊の頭のミイラが発見されたと発表した。この発見で、ラムセス2世が死後1000年にもわたり、プトロマイオス朝時代(紀元前305年~紀元前30年)の古代エジプト人にも崇拝され続けていたことが分かった。
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2023-03-28 TNL JP 編集部
TNLメディアのリブランディングの旅
2023年3月、創設10周年を迎えたThe News Lensはロゴマークの刷新を行いました。次なる10年に向けたリブランディングの背景と私たちが目指すものを、プロジェクトを担当したビジュアルデザインディレクターが振り返ります。
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2023-03-28 TNL JP 編集部
プーチン氏、ベラルーシに核兵器配備を宣言 EU「安全保障に脅威」、米研究機関「情報戦」
ロシアのプーチン大統領は25日、同盟国ベラルーシへの戦術核兵器配備を決め、保管施設が7月1日に完成すると国営テレビで明らかにした。欧州連合(EU)は「欧州の安全保障に対する脅威になる」とし、追加制裁で対応する構えを示した。ただ、ロシアの動きについて米シンクタンクは、ウクライナの士気をくじき、米欧の軍事支援をやめさせようとする「情報戦」の一環だと分析した。
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2023-03-27 TNL JP 編集部
中国と国交樹立ホンジュラスも台湾と断交 習氏、台湾孤立化狙うも「何も変わらない」
中国は26日、台湾と断交した中米ホンジュラスとの国交樹立に関する共同文書の署名式を北京で開催した。中国の秦剛国務委員兼外相は署名式後の記者会見で、「一つの中国」を堅持することが「国際的大義にかなう」と強調した。これにより台湾が外交関係を持つ国は13にまで減少した。ますます活発化する中国の台湾孤立化戦略は、果たして成功しているのか。米CNNは「ノーだ」と分析した。
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2023-03-24 TNL JP 編集部
新型コロナウイルスを媒介したのはタヌキか やっぱり中国・武漢の市場が起源の可能性
新型コロナウイルスによるパンデミック(世界的大流行)の起源について、中国・武漢の市場で売られていたタヌキと関連していた可能性を示す遺伝子データが、このほど国際研究チームにより確認された。ただ、この発見でタヌキがウイルスを人間に媒介した最初の感染源であったことを明確に示すものではないとしているが、武漢市場説がますます否定できなくなってきた。
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2023-03-23 TNL JP 編集部
2024総統選をにらみ「米国カード」と「中国カード」で応酬する台湾の与野党
2024年1月の総統選まで10カ月足らずとなり、台湾の与野党の駆け引きが活発化してきた。与党・民主進歩党が「米国カード」を切れば、最大野党・中国国民党が「中国カード」で応戦するなど、米中対立の激化に伴ってヒートアップしている。
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2023-03-23 TNL JP 編集部
中露首脳会談で両国は対米で〝呉越同舟〟 CNN「新国際秩序構築のために互いを利用」
今週、ロシアを訪問した中国の習近平国家主席と、招待したプーチン露大統領のそれぞれの狙いはなんだったのか。両首脳は今回の会談で、北大西洋条約機構(NATO)や米主導のインド太平洋戦略などで中ロ包囲網が強化されることに反発し、米欧に対抗する姿勢を鮮明にした。米CNNは22日、両国の連携には懐疑的だとしながらも、互いを利用しながら、米欧主導ではない新たな世界秩序の構築を目指していると解説した。
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2023-03-22 TNL JP 編集部
中露首脳、ウクライナ問題解決は欧米次第 国際刑事裁判所のプーチン氏逮捕状に反発
22日まで3日間の日程でロシアを訪れている中国の習近平国家主席は、プーチン大統領とモスクワのクレムリンで会談した。両首脳はウクライナ問題について解決の行方はウクライナと欧米次第だとし、西側に責任転嫁した。一方、国際刑事裁判所(ICC)が先週、戦争犯罪の容疑でプーチン氏らに逮捕状を発行したことにロシアは激しく反発し、ICCの判事らに対する捜査を開始したことを発表した。