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2023-06-09 TNL JP 編集部
英国内の〝中国秘密警察署〟は既に閉鎖 北京政府は存在否定、「完全な政治的嘘」
英国のトゥゲンハット安全保障担当相は今週、英国各地で報告されていた中国の〝秘密警察署〟がすでに閉鎖され、調査した結果、これらの拠点で中国による違法行為は確認されなかったと結論付けた。中国当局は、英国で秘密警察署を運営していたという主張は「完全な政治的嘘」と反発している。
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2023-06-08 TNL JP 編集部
米俳優B・ウィリスさん認知症診断の衝撃 重篤症状を見逃さないための5つの方法とは
今年2月、米人気俳優ブルース・ウィリスさん(68)が、前頭側頭型認知症(通称FTD)と診断されたという衝撃的なニュースに、高齢化が進む多くの先進国では身近な問題として、認知症への懸念と感心が高まっている。米誌「フォーチュン」は先週、その認知症について「通常の老化とは違う重篤な症状を見逃さない5つの方法」という特集記事を掲載した。
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2023-06-07 TNL JP 編集部
日台デジタルメディアが初の経営統合 「TNLメディアジーン」として米SPACとナスダックへの上場に合意 AI活用テクノロジー駆使し、成長市場のアジア読者と世界の情報を繋ぐ
台湾のデジタルメディア大手The News Lens Co.(TNL)は5月下旬、日本の株式会社メディアジーン(本社・東京都渋谷区、代表取締役 CEO・今田素子)と経営統合し、「TNLメディアジーン」として6月6日、特別目的買収会社(SPAC)である Blue Ocean Acquisition Corporationとの企業結合によるナスダック上場に合意した。日本と台湾のデジタルメディア大手による初の経営統合として注目されている。
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2023-06-07 TNL JP 編集部
ザポリージャ原発、ダム決壊で死者多数か IAEA「数か月は冷却用の取水が可能」
ウクライナ軍の南部作戦司令部は6日、ロシア軍がドニエプル川のカホフカ水力発電所のダムを爆破し、決壊したと発表。欧州最大のザポリージャ原発はこのダムの貯水池から冷却水を取り込んでいる。南部ヘルソン州のプロクジン知事は、ダム決壊による下流域の洪水で、ウクライナ側が支配するドニエプル川西岸だけで住民約1万7000人が危険にさらされるとし、米当局者は「多数の死者が出た恐れがある」と述べた。
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2023-06-06 TNL JP 編集部
インドの鉄道事故で少なくとも275人死亡 同国で繰り返される世界最悪規模の惨事
インド東部で2日に起きた列車3台が絡む事故では、少なくとも275人が死亡し、900人以上が負傷した。同国ではこれまでにも重大な鉄道事故が何度も起きているが、今回は世界最悪規模とされる記録的な犠牲者を出す大惨事となった。
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2023-06-05 TNL JP 編集部
台湾海峡で中国軍艦が米軍艦に〝幅寄せ〟 アジア安全保障会議では米中が批判の応酬
台湾海峡を通過していた米海軍のミサイル駆逐艦チャンフーンに対し、中国軍艦が約140メートルの近距離まで接近したとして、米インド太平洋軍は5日までに声明を発表し、中国軍艦の行為が危険で、「国際水域で安全に航行するという海上のルールに違反する」と非難した。先週末にシンガポールで開催されていた「アジア安全保障会議」では米中双方が批判を応酬し、対立が際立った。
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2023-06-02 TNL JP 編集部
北朝鮮・金正恩氏妹が衛星の再発射を強調 国連安保理決議に「宇宙利用権侵害」と反発
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記の妹、金与正党副部長は1日、同国が5月31日に行い失敗した軍事偵察衛星の打ち上げを米国が非難したことに反論し、「衛星は遠からず宇宙軌道に正確に入り、任務遂行に着手することになる」とし、近く再発射を行う考えを強調した。一方で、正恩氏の体重が140キロを超え、「重度の」睡眠障害に苦しんでいると韓国の情報機関・国家情報院が人工知能(AI)を使って分析した。
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2023-06-01 TNL JP 編集部
台南市の公立図書館、建築家の伊東豊雄さんが設計 覚書交わす/台湾
南部・台南市に建設される公立図書館「台南市李科永記念図書館」の設計を建築家の伊東豊雄さんが手掛けることになった。
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2023-06-01 TNL JP 編集部
ウクライナがモスクワを無人機攻撃との報道 プーチン大統領「明らかなテロ行為」と非難
ロシアのプーチン大統領は、5月30日のモスクワへのドローン(無人機)攻撃について、「明らかなテロ行為だ」と述べ、ウクライナを非難した。数日前にウクライナ軍の情報機関本部を攻撃したことを明らかにし、今回のドローン攻撃はこれに対する報復だとの見方を示した。また、同国の有力議員は「第2次世界大戦以来、最も危険な首都攻撃」だと表現した。
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2023-05-31 TNL JP 編集部
台湾安全保障トップ「海峡の現状維持」強調 中国の一方的なレッドラインは認めない姿勢
蔡英文総統の上級顧問は今週、台湾は将来、マッカーシー米下院議長の訪問を歓迎するとし、中国が台湾の米国との関係を一方的に制限する〝レッドライン〟を認めないと明言。台湾有事を回避するためには、台湾海峡の平和と安定を現状維持することの重要性を説いた。