2021-11-30 経済

ポケモンGO開発したNiantic(ナイアンティック)が画期的プラン 開発者のARリアルワールドメタバースソフトの作成を後押し

注目ポイント

ポケモンGOの開発元Niantic(ナイアンティック)は、自社のリアルワールド・メタバースプラットフォーム「Lightship」を公開し、開発者が公開したLightship ARDKパッケージを通じて、自身の3D、2D、VR、AR体験ソフトを作成できるようにした。

Nianticは先日オンライン生放送で、AR技術に基づき開発したLightship開発者向けキット(以下ARDK)を発表。この無料で公開される開発技術で未来の開発者は、今人気のIngress、ポケモンGO、ピクミン・ブルームなどのゲームをもとに、自分でAR体験ソフトを作成することができる。そのほか、Nianticは2,000万ドルのNiantic Ventures 基金を設立し、開発者がLightshipを青写真として新しいメタバースワールドを開発する後押しをする。

 

NianticはARゲーム体験を基準とした新しいメタバースワールドの建設を狙う

誰もが知るポケモンGOを例に、NianticはずっとAR使用者体験を重視して来た。今回発表したARDKは、実は完成から一定の時間が経過している。今回の無料開発者キットは、複数のデバイスが同時にAR体験に接続している場合、6ヶ月まで無料で使用でき、APIの毎月のアクティブユーザーが5万人を超えたら、Nianticは有料化を検討する。現在は2022年5月1日までに登録したユーザーに開放されている。


 NianticのCEOジョン・ハンケ(John Hanke)氏は8月のブログで、メタバースは「ディストピアの悪夢」であると指摘している。同氏は人々を現実生活から引き離すことに反対しており、ザッカーバーグの提唱するVRの世界観は自身のものとはまったく違うとし、NianticとLightshipの開発スタッフはARアプリを作り、人々に最も直接的なインタラクションを提供するとしている。

 

現段階でNianticのブランド協力パートナーにはコーチェラ(Coachella)、Historic Royal Palaces、ライフル、全米プロゴルフ協会、科学博物館グループ、集英社、ソフトバンク、芸術家 JR、Superblue、TRIPP、ユニバーサル・ピクチャーズ、ワーナー・ミュージック・グループなどのブランドがおり、開発したARDKを使用して自社のAPアプリを開発している。

 

ソフト開発の協力パートナーにはキュリオシティ、デザイニウム(Designium)、Heavy.io、Nexus Studios、Preloaded、Trigger Global、T&Sが含まれている。このARDKキットのUnityをメインに、開発スタッフにiOSとAndroid対応アプリを開発させ、更に3D、2D、VR、ARソフトの作成に用いることもできる。


原文作者/責任編集者:Archer
原文校閲者:Anny
翻訳者:TNL JP 編集部
校閲者:TNL JP 編集部