新たな発見の中には、地球がある太陽系とは全く違った特徴を持ったものも多いという。その一つが木星のように巨大なガス惑星で、太陽から離れた軌道を回るわれわれの太陽系の木星とは違い、親星である恒星のすぐ近くを公転する「ホットジュピター」と呼ばれるもので、表面温度が非常に高温になっている系外惑星の分類の一つだ。
NASAは人類が系外惑星に行くとすれば、気が遠くなるような長い距離を移動することが必要になるため、それは遠い未来のことだと指摘。その代わりとして、火星に探査ローバーを送り込んだように、ロボットを積み込んで系外惑星に向かわせることは将来的に可能になるかもしれないという。
CBSニュースによると、「現在、NASAは、われわれが住む地球の〝お隣さん〟である火星への有人探査の実現に向けた研究に集中している」。有人火星探査計画については2010年、当時のオバマ大統領が2030年代半ばを目標に実現すると発表した。
オススメ記事:
・露のウクライナ侵攻で台湾人は米国に悲観的 台湾有事で期待するのは米軍より自衛隊?
・北朝鮮のミサイル発射実験がエスカレート 狙いは米国全土が標的のICBMと偵察衛星
・経済政策、コロナ、オリパラにウクライナ情勢 全て逆風で習近平主席の3期目続投に暗雲か
・オンデマンド交通は地域社会の救世主となり得るか:MaaSが導く日本の未来(第1編)
・深くて長いお付き合い-日本と台湾の野球―台湾プロ野球の浮き沈みと将来の展望―