2022-03-24 経済

台湾の高級フルーツ「アテモヤ」に注目!美味しさの秘密に迫る!

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1.アテモヤとは一体どんなフルーツなのか?

「アテモヤ」と聞いて、すぐにその正体にピンとくる人は少ないのではないだろうか?

アテモヤとは、バンレイシとチェリモヤという2つのフルーツを掛け合わせた品種である。

見た目が似ているところから釈迦頭(シャカトウ)とも呼ばれるバンレイシは、甘みが強く、クリーミーな舌触り。一方のチェリモヤは「世界三大美果」のひとつで、濃厚な甘酸っぱさが魅力となっている。

アテモヤはそんな両親の遺伝子を受け継いでおり、甘みと酸味のバランスは抜群。また、パイナップルのような爽やかな香りも楽しめる。なめらかな食感ととろける甘さは、まさに“森のアイスクリーム”と称されるにふさわしいといえるだろう。さらにビタミンやミネラルといった栄養素を豊富に含みながら、カロリーが控えめであるところも要チェックだ。


 

2.台湾から日本へ、アテモヤ上陸の背景とは

アテモヤは栽培が難しく、生産量も少ないため、高級フルーツとして知られている。日本国内では沖縄などで生産されているが、あまりメジャーではないかもしれない。一方でアジアにおいては、台湾の台東県がアテモヤの名産地となっている。

これまで、台湾産アテモヤの主な輸出先は中国だった。また、熟しやすいアテモヤは

輸送のハードルが高く、食品衛生法によって日本への輸出ができないという背景があった。

しかし、2021年9月に中国が台湾産アテモヤの輸入を当面停止する、と発表。台湾の行政院農業委員会は国内のアテモヤ農業への打撃を考慮し、アジアや欧米に向けて新たな販路を確保しようとしている。その取り組みの一環として、急速冷凍技術を活用したアテモヤが日本に初上陸するに至った。

新鮮なアテモヤを最新技術で急速に冷凍し、真空包装を施すことによって、衛生面の課題を克服。冷凍された台湾産アテモヤは、通常よりも6ヶ月以上長く販売可能だという。今後、アテモヤはより身近なフルーツとして浸透していくのではないだろうか。

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3.アテモヤを美味しく味わうためには

アテモヤを美味しく食べるためには、しっかり熟成させることがポイントである。手で持った時に柔らかく感じたら、食べ頃と考えていいだろう。半分に切り分けスプーンですくって食べるのが、おすすめの食べ方。これなら、バニラアイスのような乳白色の果肉とたっぷりの果汁をシンプルに味わうことができる。

また先述した冷凍アテモヤであれば、自然解凍もしくは電子レンジで温めることにより、簡単にカットできるそう。健康と美容に効果的なフルーツとして、台湾生まれの冷凍アテモヤに注目してみてはどうだろうか?


 

*参考記事

まるごと冷凍した台湾産アテモヤ、日本への「初荷」が16日に出発 : Taiwan Today

アテモヤ:旬の果物百科

台湾の高級フルーツ「台湾アテモヤ」が日本初上陸! | フードファン! | FOOD FUN!

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