さらに、同報道官は、ウクライナの研究施設は〝氷山の一角〟だとし、「米国は30か国に336の生物研究施設を管理下に置いてる。336だ。ちゃんと聞いたか?」と記者団に向かって強調した。
この会見にホワイトハウスのジェン・サキ報道官は9日、「米国がウクライナで生物化学兵器の開発をしているという虚偽の主張をロシアがして、中国もこうした陰謀論に同調している。これは明らかに、周到に準備した理不尽な攻撃を正当化するための策略だ」と指摘。続けて、「ロシアがこのような虚偽の主張をし、中国もこのプロパガンダに同調しているように見える以上、ロシアがウクライナで生物化学兵器を使うか、それとも(相手が使ったように見せかけて使用する)偽旗作戦の可能性を警戒すべきだ」と訴えた。
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