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韓国の芸能プロダクション「JYPエンターテイメント」の創設者で、音楽プロデューサー兼シンガー・ソングライターのJ.Y.Parkことパク・ジニョン（５１）が、なぜ同事務所所属のアーティストにはスキャンダルが「ほとんどない」のかについて語った。
２０日に久しぶりの新曲「Changed Man」をリリースしたパクは、イ・ヨンジュ、チョン・ジェヒョン、キム・ミンスの３人のコメディアンが主宰するユーチューブチャンネル「Psick University」の「PSICK SHOW」に出演し。JYPエンターテイメントの所属タレントらへの対応や、自身が描く企業理念などについて語った。
韓国の芸能界では若きスターの自殺が後を絶たず、また、性暴力や売春、麻薬がらみの犯罪事件も相次いでいる。そんな中、JYPエンターテイメントでは所属タレントによる大きなスキャンダルやトラブルはほとんど起きていない。
その理由は何なのか。パクは同番組で、JYPエンターテイメントが才能やスター性だけではなく、礼節のある若者たちを求めていると語った。
昨年デビューした同事務所の６人組ガールズグループNMIXX（エンミックス）のリリーは以前、JYPエンターテイメントの研修生はレッスン中にどれだけ互いに敬意を払っているか、また、どれだけ集中力があるかが試され、評価されると明かしていた。
「PSICK SHOW」のイ・ヨンジュは、パクのが「スキャンダルや問題を起こすことがほとんどないことで有名」だと指摘すると、パクは「無くはない。でもスキャンダルはほとんどありません」と返した。
イ・ヨンジュら同番組の司会を務めた３人は、それをパクの〝素晴らしい本能〟によるところが大きいのではと指摘。というのもパクは番組で、ほぼ初対面の司会者３人それぞれの性格を言い当てていた。中でもチョン・ジェヒョンについては、「もしJYPエンターテイメントの所属タレントなら、一番注意が必要かも」と推測し、笑いを誘った。
優れた人材を育成することで賞賛されるパクは、その秘訣について番組で、研修生たちと頻繁に面談を重ね、公私にわたりアドバイスすることが重要だと明かした。メンタルヘルスについてのアドバイスは時として反発されることもあると認めた上で、それでも面談を繰り返すことが必要だと語った。
JYPエンターテイメントには、パク自身がオーディションし、育成した日本人のガールズグループNiziUや、多国籍ガールズグループTWICE、韓国の男性ボーカルグループ2PM、同DAY6ら多くのアーティストが所属。ドラマ「SKYキャッスル」「梨泰院クラス」のキム・ドンヒや、同「シスターズ」のカン・フンら俳優も抱えている。