注目ポイント
台北市信義区の新ランドマーク「ザ・スカイ台北」が2024年にオープンする。主に不動産開発などを行う会社、碩河開発によって建設された新しい超高層ビル「The Sky Taipei」は、レストラン、バー、宴会場、VIPクラブ、ブティックコンセプトショップを兼ね備え、ハイアットのトップ5つ星ホテルであるパークハイアットとアンダーズの2軒がデビューし、台北の街に真新しい装いをもたらす。
信義区にあるクリエイティブなコンテナマーケットプレイス「COMMUNE A7」に位置する「ザ・スカイ台北」は、世界的に有名なイタリア人建築家アントニオ・チッテリオ(直近ではブルガリホテル東京)が率いる建築事務所ACPV ARCHITECTSが設計し、2018年から建設が進められている。 建物は13階建てと51階建てのツインビルとして設計されている。

© Photo:The Sky Taipei

© Photo:The Sky Taipei
ビルの外観は、台湾で成長を続ける青々としたタケノコと、ヨーロッパの古典的な美しさを象徴するギリシャの石柱からインスピレーションを得ており、過去と現在が融合したモダンなデザインの新しい超高層ビルとなっている。

© Photo:The Sky Taipei
注目すべきは、パークハイアットとアンダーズのデビューである。パークハイアットは、ハイアットグルーぐのプレミアム5つ星ホテルで、上質なアート、ワインとお食事、真にパーソナルなサービスを重視した、業界で最もラグジュアリーなハイアットの「タイムレスコレクション」の一部である。 細部へのこだわり、独自性、卓越したおもてなしで有名だ。

© Photo:The Sky Taipei

© Photo:The Sky Taipei

© Photo:The Sky Taipei
同じくACPV ARCHITECTSが設計したパークハイアット台北は、アントニオ・チッテリオがデザインしたB&B Italia & Flexformのオリジナル家具とLasvitのボヘミアンアートガラスウォールを使用し、クラシック、ファンタジー、ラグジュアリーを融合させている。 178室の客室を擁するこのホテルは、ザ・スカイ台北の16階から28階に位置し、2024年第3四半期のオープンを予定している。

© Photo:The Sky Taipei

© Photo:The Sky Taipei
30階から49階には、現代的なホテルスタイルと地域の特色を融合させ、世界の高級スタイリストに支持されている若いホテルブランド「ユニーク・バウンドレス・コレクション」のアンダーズが入る。

© Photo:The Sky Taipei

© Photo:The Sky Taipei
今回の「アンダーズ台北」は、花蓮の太魯閣(タロコ)の自然洞窟や竹と籐の編み物など、台湾のローカルな要素も取り入れている。 この243室のホテルは2025年の第3四半期にオープンする予定だ。

© Photo:The Sky Taipei

© Photo:The Sky Taipei

© Photo:The Sky Taipei
2つの5つ星ホテルに加え、50階から51階は世界一高いブティック・ゲストハウス「ザ・スカイリタイ」が計画されており、ピラミッドの頂点を目指し、最高級の名誉あるサービスを提供する。

© Photo:The Sky Taipei
ザ・スカイ台北のフロントビルの11階から15階にあるアーバン・クラブも見どころだ。 台湾最高級のスパ施設、25メートルの屋内プール、15×15メートルの屋外インフィニティプールを備え、屋外テラスは2,000平方メートル以上の広さがあり、台北101と信義区を一望することができる。

© Photo:The Sky Taipei

© Photo:The Sky Taipei

© Photo:The Sky Taipei