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2023-11-18 政治・国際

台湾人画家の作品展 李元総統と安倍元首相を題材に日台の絆描いた油絵も

注目ポイント

作曲家で画家の邱貴さんの作品展が15日、東京・虎ノ門の台湾文化センターで始まった。李登輝(りとうき)元総統と安倍晋三元首相が碁を打つ台湾と日本の絆を描いた作品もあり、邱さんは、天国にいる2人の着飾ることのない姿を想像したと説明した。

碁を打つ李登輝(りとうき)元総統と安倍晋三元首相を描いた油絵。右は謝長廷駐日代表

(東京中央社)作曲家で画家の邱貴さんの作品展が15日、東京・虎ノ門の台湾文化センターで始まった。李登輝(りとうき)元総統と安倍晋三元首相が碁を打つ台湾と日本の絆を描いた作品もあり、邱さんは、天国にいる2人の着飾ることのない姿を想像したと説明した。

邱さんは約9年前から絵を描き始め、台湾の古い農村風景や民間の祭りをテーマに、幼少期の記憶を表現している。李氏と安倍氏を描いた絵は、昨年安倍氏の家族と知り合い、同年7月から手掛け、先月完成したものだという。満開の桜や台湾最高峰の玉山、富士山の他、台湾特産の高山茶と安倍氏の出身地、山口県の日本酒なども描かれた。

オープニングセレモニーは安倍氏の妻、昭恵さんも出席。謝長廷(しゃちょうてい)台北駐日経済文化代表処代表(大使に相当)から、安倍夫妻を描いた邱さんの絵を贈ることが伝えられると、昭恵さんは涙を浮かべた。

作品展は12月14日まで開催。

(楊明珠/編集:齊藤啓介)

作品展のオープニングセレモニーの様子
作曲家で画家の邱貴さん

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