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台湾・中央選挙委員会は14日、来年1月の総統選に署名推薦での立候補を目指す鴻海(ホンハイ)精密工業の創業者、郭台銘(かくたいめい)氏が集めた署名が90万人を超え、立候補の条件を満たしたと発表した。

(台北中央社)中央選挙委員会は14日、来年1月の総統選に署名推薦での立候補を目指す鴻海(ホンハイ)精密工業の創業者、郭台銘(かくたいめい)氏が集めた署名が90万人を超え、立候補の条件を満たしたと発表した。
郭氏は俳優の頼佩霞(らいはいか)氏を副総統候補に据え、無所属で出馬予定。政党推薦がない候補者が立候補の届け出を出す場合には、直近の総統・副総統選挙の有権者数の1.5%以上の署名を集める必要があった。今回の必要数は約29万人。中央選挙委員会によれば、郭氏と頼氏のペアの有効署名数は90万2389件だった。
総統選の立候補届け出の受け付けは20日に開始され、24日に締め切る。
(陳俊華/編集:名切千絵)