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台湾の観光振興を目的とする民間団体、台湾観光協会は4日、静岡県伊豆半島の地域づくりなどを目的とする一般社団法人「美しい伊豆創造センター」と基本合意書(MOU)を締結した。観光や教育、物産などの分野での協力を通じ、台湾と伊豆半島双方の交流促進につながればとしている。

(台北中央社)台湾の観光振興を目的とする民間団体、台湾観光協会は4日、静岡県伊豆半島の地域づくりなどを目的とする一般社団法人「美しい伊豆創造センター」と基本合意書(MOU)を締結した。観光や教育、物産などの分野での協力を通じ、台湾と伊豆半島双方の交流促進につながればとしている。
同協会の葉菊蘭会長は同日発表した報道資料で、昨年、同センターを見学したことを振り返り、各自治体の力をまとめて地域の観光を共同で推し出すという同センターの戦略は学ぶに値すると高く評価。近年、台湾も自治体の枠を越えて地方の観光産業を統合する「観光圏」を推し進めていると説明した。
また今年1月から9月までに日本を訪れた台湾人旅行客が約300万人だったのに対し、同期間に台湾を訪れた日本人旅行客は約59万人にとどまったことに触れ、今後、多くの伊豆の人々が台湾を訪問することを望んでいるとした。
(余曉涵/編集:田中宏樹)