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台湾農業部(農業省)林業・自然保育署阿里山林業鉄路・文化資産管理処は26日、台湾煙酒(TTL)とコラボレーションしたビール「沼平桜ビール」を30日から7万2千本限定で発売すると発表した。ピンクの色合いと桜の香りが特徴で、阿里山の花見シーズンを盛り上げる。

(嘉義中央社)農業部(農業省)林業・自然保育署阿里山林業鉄路・文化資産管理処は26日、台湾煙酒(TTL)とコラボレーションしたビール「沼平桜ビール」を30日から7万2千本限定で発売すると発表した。ピンクの色合いと桜の香りが特徴で、阿里山の花見シーズンを盛り上げる。
同管理処とTTLがコラボするのは昨年11月に発売した「眠月ビール」に続いて2回目。ヤエザクラの抽出物と水蜜桃の果汁を使用し、アルコール度数は3.5%。同管理処の黄妙修処長は、花見のシーズンにビールを飲めば、目と舌で楽しめるとアピールした。
価格は1本100台湾元(約460円)。嘉義県と嘉義市の観光スポットやレストランなどで限定販売する。同管理処の周恒凱副処長は、昨年の眠月ビールは3万6千本が即座に完売したとし、早めの購入を呼びかけた。
瓶のラベルには朝焼けや舞い落ちる桜の花びら、機関車などのイラストが施され、ふたにはシェイ式蒸気機関車もプリントされた。
阿里山周辺ではヒカンザクラが早ければ11月下旬から咲き始め、来年4月末までさまざまな桜が見られる。
(蔡智明/編集:齊藤啓介)