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2023-10-27 ライフ

卓球女子、台湾の林姿妤と田暁雯が金銀独占 アジアパラ大会

注目ポイント

杭州アジアパラ大会は25日、卓球女子シングルス(立位10)決勝が行われた。台湾人選手による対決で、林姿妤が3-2で田暁雯を破り、優勝した。2人はダブルスでペアを組んでおり、2024年のパリパラリンピックでメダル獲得を目指す。

卓球女子シングルス(立位10)で金メダルに輝いた林姿妤(体育署提供)

(杭州中央社)杭州アジアパラ大会は25日、卓球女子シングルス(立位10)決勝が行われた。台湾人選手による対決で、林姿妤が3-2で田暁雯を破り、優勝した。2人はダブルスでペアを組んでおり、2024年のパリパラリンピックでメダル獲得を目指す。

この日午後には一緒に練習や話し合いをして夜の試合に向けた調整をしていた2人。試合後には抱き合って互いの健闘をたたえ、田は「次は仕返しするからね」と笑った。

試合後に報道陣の取材を受けた林は、シングルスで自身初の金メダルをやっと手にしたと喜んだ。前回大会出場時はパラ転向1年目だったことから打てるだけ打ったとしながらも、今回は心構えが違い、より強い意志が芽生えたと語った。

また21年の東京パラリンピックで田が銅メダルに輝いたことについては、パートナーとしてうれしいと思う一方、自分もいつかできればと思っていたと振り返った。

その上で、東京では女子団体でメダルが取れなかったことが「心残り」だとし、再び2人でパラリンピックの舞台に上がり、メダルを獲得したいと意欲を見せた。

今アジアパラ大会で台湾勢が獲得したメダル数は金3、銀1、銅7になった。

(黄巧雯/編集:齊藤啓介)

 

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