注目ポイント
台北金馬映画祭実行委員会は18日、台湾台北市で11月に開かれる特別講座「2023金馬映画マスタークラス」の講師として、映画監督の北野武さんや俳優の役所広司さん、妻夫木聡さん、満島ひかりさんらを招くと発表した。自身の経験や心得などを伝える。

(台北中央社)台北金馬映画祭実行委員会は18日、台北市で11月に開かれる特別講座「2023金馬映画マスタークラス」の講師として、映画監督の北野武さんや俳優の役所広司さん、妻夫木聡さん、満島ひかりさんらを招くと発表した。自身の経験や心得などを伝える。
同講座は台湾の映画賞「ゴールデン・ホース・アワード」(金馬奨)関連のイベントとして開かれる。監督、製作、演技、音楽など各分野のプロが講師を務め、映画従事者や映像業界関係者、映像関連学科の学生などが対象。同実行委員会と文化部(文化省)影視・流行音楽産業局が主催する。
実行委員会は今回のマスタークラスについて「アジアの重量級の監督によってリードされる」とした。北野さんの他に韓国の李滄東(イ・チャンドン)監督、ベトナム系フランス人のトラン・アン・ユン監督が招かれ、映画制作の経歴の分析を通じて、参加者に映画の本質を追求してもらうとしている。
役所さん、妻夫木さん、満島さんの3人は演技の分野でそれぞれ講義を行い、どのように人の心を動かす演技をするのかを語る。
この他、製作分野の講師として映画プロデューサーや小説家などを務める川村元気さんが招かれる。
台北金馬映画祭は11月9日から26日まで開催。特別講座は同18日から24日まで開講される。
(葉冠吟/編集:田中宏樹)