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2023-10-19 政治・国際

イスラエル在留の台湾人147人 呉外相「必要なら支援する」

注目ポイント

台湾の呉釗燮(ごしょうしょう)外交部長(外相)は17日、報道陣の取材に対し、情勢が緊迫するイスラエルに滞在していた台湾人について、外交部(外務省)は156人の出国を支援したと明らかにした。現在も現地に残っているのは147人だとし、協力が必要な場合は支援すると語った。

取材に応じる呉釗燮外交部長

(台北中央社)呉釗燮(ごしょうしょう)外交部長(外相)は17日、報道陣の取材に対し、情勢が緊迫するイスラエルに滞在していた台湾人について、外交部(外務省)は156人の出国を支援したと明らかにした。現在も現地に残っているのは147人だとし、協力が必要な場合は支援すると語った。

出国した156人は空路と陸路でイスラエルを離れたとし、残る台湾人の多くは現在のところ問題がないことを理由にとどまることを決めたと説明した。またイスラエルにある駐テルアビブ台北経済文化代表処(大使館に相当)が現地の台湾人と緊密に連絡を取っているとした。

外交部は7日、一般人に対するハマスのテロ攻撃について強く非難し、イスラエルを支持する声明を発表。引き続き地域情勢の変化を注視する方針を示している。

(王承中/編集:齊藤啓介)

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