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2023-10-19 ライフ

孫易磊、日ハム入団の決め手は「球団側の配慮」 4年間の育成契約/台湾

注目ポイント

日本ハムとの契約が決まった台湾の孫易磊(スン・イーレイ)の入団会見が16日、台北市内で開かれた。元々は米国でのプレーを夢見ていたという孫。最終的に日本ハムを選んだ理由の一つについて、球団側が家族に対しても配慮してくれたことにあると語った。フォトセッションでは両親と共に3人そろって球団の帽子をかぶり、朗らかな表情を見せた。

会見で握手を交わす日本ハムの稲葉篤紀GM(左)と孫易磊

(台北中央社)日本ハムとの契約が決まった孫易磊(スン・イーレイ)の入団会見が16日、台北市内で開かれた。元々は米国でのプレーを夢見ていたという孫。最終的に日本ハムを選んだ理由の一つについて、球団側が家族に対しても配慮してくれたことにあると語った。フォトセッションでは両親と共に3人そろって球団の帽子をかぶり、朗らかな表情を見せた。

4年間の育成契約。同球団の稲葉篤紀ゼネラルマネジャー(GM)によれば、年俸は後日発表される。

孫は大リーグをはじめ日米の6~7球団から声を掛けられていたことを明かした上で、その中で日本ハムは孫の家族にも会いに行くなど、本人だけでなく家族までも重視する姿勢を見せていたと紹介。これが最終的な決め手になったとした。孫は「できるだけ早く支配下選手になって一軍に上がり、日本ハムのために頑張りたい」と抱負を述べた。

球団にとって海外のアマチュア選手との契約は初めて。稲葉GMは集まったメディアの多さに触れ、孫を「台湾の宝」と形容。「大切にしっかりと育て、将来的に世界で戦える投手になることを期待している」と語った。また、孫の両親に安心してもらうため、両親の来日をセッティングする予定だと明かした。

(楊啓芳/編集:田中宏樹)

 

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