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脚本家や映画監督などとして活動する宮藤官九郎さんが14日、南部・高雄市内で開かれたフォーラムに出席し、台湾の映画監督、ジョン・スー(徐漢強)さんと対談した。宮藤さんは「高雄」との独特な“縁”を明かした。

(高雄中央社)脚本家や映画監督などとして活動する宮藤官九郎さんが14日、南部・高雄市内で開かれたフォーラムに出席し、台湾の映画監督、ジョン・スー(徐漢強)さんと対談した。宮藤さんは「高雄」との独特な“縁”を明かした。
フォーラムのテーマは「喜劇の鬼才」。同市内で今月7日から開催中の台湾文化・テクノロジー博覧会(台湾文化科技大会)の一環として行われた。
宮藤さんは妻とけんかをした後、いつも自宅近くの「高雄」という飲食店で仲直りをしているというエピソードを紹介し、高雄には親近感があると語った。
台湾の寺廟でおみくじの際に使われる道具「ポエ」を題材にしたスー監督の映画「聖筊」を前日に見たという宮藤さん。鑑賞後すぐに廟に向かい、ポエを使った占いを試したと語った。三日月形のポエを2つ投げて出た面の組み合わせで神の意見を聞くこの占いで、宮藤さんは「神の承認が得られた」ことを表す組み合わせ「聖筊」を3回出したと明かし、やろうとしていたことが神のお墨付きを得たようだと喜びを示した。
(王心妤/編集:田中宏樹)