世界客家博覧会、台湾各地からの若者エネルギーが集結

 2023年の世界客家博覧会は、以前、桃園市内各地で素晴らしいイベントが展開されました。桃園市政府青年事務局は、若者の促進を担当する重要な機関として、「串客派對」マーケット、「後生共下飛」地域振興プロジェクト、「潮客音楽コンサート」、そして若者ボランティア活動など、台湾全土からの若者たちの創造力、パフォーマンス、サービスのエネルギーを結集し、台湾の若者の熱意と活力を披露しています。

串客派對: 若者職人と文化的創造性をつなぐ

桃園の青埔野球場近くの「串客派對」マーケットでは、「串」という概念が、客家の「言語」と「料理」を表しており、若者に客家語を話すことと客家の味覚を楽しむことを奨励しています。このマーケットは、白いコンテナ、客家のテーマを取り入れた天蓋、照明付きアートインスタレーションなど、青年向けのマーケットとして楽しめる場所を作り上げています。また、「文化とクリエイティブの滞在プログラム」では、文化的創造性に専念する台湾全土からの若手職人を招待し、彼らの作品を共有し、手作り工芸品の温かさを体験できるさまざまなDIYワークショップを提供しています。

桃園市政府青年事務局は、イベント前に客家文化とクリエイティブ製品の開発コンテストを開催し、約40組の桃園の青年文化創造プロフェッショナルが参加しました。彼らは客家の要素を取り入れた文化的クリエイティブ製品のコンセプトを考案し、開発しました。上位3つの作品は「串客派對」マーケットで展示販売され、桃園の若者の豊かな創造力を一般の人々に見せることができます。

© Photo Credit：桃園青年局

三義町の「シェンシン365青年起業拠点」チームがパーティーに参加し、地域の若者文化とクリエイティビティを披露するために村に滞在します。

© Photo Credit：桃園青年局

秘丞手作工房の「DIY 捏ねね石鹸」シリーズの作品が、桃園の若者部が主催する世界客家ブロガー製品開発コンテストで受賞しました。

後生共下飛: 地域振興に貢献する若者

「串客派對」マーケット内には、「後生共下飛」と呼ばれる特別なセクションがあります。客家語では、「後生人」とは若者を指し、「共下」は共同の意味であり、これは客家の若者が地域の努力に共同で取り組むという共有の信念を象徴しています。桃園市政府青年事務局は、世界客家博覧会前に、「島を巡る歌」と題した地域ツアーを開催し、北部、中部、南部、東部のさまざまな地域に若者を案内し、地域の文化に関わり、台湾全土での民族の記憶や技術を探求しました。この探求の結果、客家の若者が共同で作成した歌ができあがり、これは彼らの地域振興展示エリアへの貢献を表し、さまざまな場所からの若者に桃園を体験する機会を提供しています。