注目ポイント
蔡英文(さいえいぶん)総統は10日、台北市内の総統府でオーストラリアのモリソン前首相と会談した。モリソン氏は「台湾と共にあることを固く守る」と述べ、台湾の強靭(きょうじん)性確保に支持を表明した。

(台北中央社)蔡英文(さいえいぶん)総統は10日、台北市内の総統府でオーストラリアのモリソン前首相と会談した。モリソン氏は「台湾と共にあることを固く守る」と述べ、台湾の強靭(きょうじん)性確保に支持を表明した。
蔡氏はあいさつで、モリソン氏が在任中、台湾に対する重視と支持を示してきたとして感謝を表明。地域の自由と繁栄を共に守ろうと、台湾は今後もオーストラリアおよびその他の理念の近い民主主義国家と国家安全保障の分野で引き続き連携していく姿勢を示した。
モリソン氏は、台湾とオーストラリアは経済や社会、文化など多くの面で非常に強いパートナー関係にあると指摘。台湾の強靭性構築を通じて、攻撃や侵略をたくらむ潜在的な侵略者を抑止し、自由と平和を求める台湾の目標を達成できると強調した。
モリソン氏は11~12日に台北市内で開かれるフォーラム「玉山論壇」に出席し演説する予定。
(葉素萍/編集:荘麗玲)