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来年1月の総統選挙への出馬を目指す鴻海(ホンハイ)精密工業の創業者、郭台銘氏は6日、署名活動の進捗状況について、4日時点で立候補に必要な署名数を集めたと明かした。

(台北中央社)来年1月の総統選挙への出馬を目指す鴻海(ホンハイ)精密工業の創業者、郭台銘(かくたいめい)氏は6日、先月20日から行っている署名活動の進捗(しんちょく)状況について、4日時点で立候補に必要な署名数を集めたと明かした。
参拝に訪れた北部・新北市の廟(びょう)で述べた。また「一つのサインは一つの鞭撻と激励だ」として、努力し続け最後まで戦うと誓った。
総統選には政党推薦または署名推薦の方式で立候補できる。政党からの推薦を受けない郭氏は署名推薦方式での立候補を目指している。郭氏陣営によると、4日までの約2週間で集めた署名数は30万超と、必要数の約29万を上回っているという。
署名書類の提出は11月2日に締め切られ、その結果は同14日までに公表される。実業家としての手腕などをアピールしてきた郭氏だが、多くの世論調査では支持率が1桁台と主要4候補で最も低くなっている。
(陳昱婷/編集:羅友辰)