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今年の野球のU18(18歳以下)ワールドカップで台湾のエースとして活躍した孫易磊(18)が日本ハムと契約合意に達したことが29日、同球団の発表で分かった。

(台北中央社)今年の野球のU18(18歳以下)ワールドカップで台湾のエースとして活躍した孫易磊(18)が日本ハムと契約合意に達したことが29日、同球団の発表で分かった。稲葉篤紀ゼネラルマネジャー(GM)は台湾の人々にとって「宝物のような存在だ」と孫を形容。時間をかけて育成し、将来は世界を相手に戦うような投手になることに期待を寄せた。
孫は台湾の高校野球の強豪、穀保家商(新北市)の出身で、中国文化大(台北市)に在籍している。9月に台北などで行われたU18W杯に出場した際、155キロの剛速球を投げ、台湾の準優勝に貢献した。
稲葉GMは「今年の春先から、孫選手が“投手”として急激に力をつけてきたことに注目していました。昨年まで野手がメインであったとは思えぬほど、しなやかなマウンドさばきが非常に印象的です」ともコメントした。
日本ハムは来月16日に台北市内で孫の入団会見を開催する。
(謝静雯/編集:荘麗玲)