注目ポイント
英教育誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)が27日に発表した2024年版の世界大学ランキングで、台湾からは45校がランクインした。台湾の最高位は台湾大の152位で、前回の187位から大きく順位を上げた。

(ロンドン、台北中央社)英教育誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)が27日に発表した2024年版の世界大学ランキングで、台湾からは45校がランクインした。台湾の最高位は台湾大の152位で、前回の187位から大きく順位を上げた。
108の国と地域から1904校がランクインした。教育や研究の質、研究環境、国際性、産業の5つの分野にわたる18の指標で評価された。指標の数は前回の13から増加した。THEはこれが評価の点数に影響を与えた可能性があると説明した。
台湾の上位10校は1位から順に、台湾大、中国医薬大、亜洲大、台湾科技大、清華大、陽明交通大、台北医学大、成功大、台湾師範大、雲林科技大。
台湾大はランキングの結果について、多くの指標で大きな前進が見られたとしながらも、評判に関係する指標は主観や海外向けPRによる影響を受けるため、同大の進化が国際的な評判やランキング上に十分に反映されていない可能性があると指摘した。また、教育や研究の評判、国際化の指標は引き続き努力していける部分だとし、今後も研究に力を入れ、研究の質や論文引用率、影響力を引き上げることで研究上の大きな成果を上げ、社会と人類の持続可能な発展に貢献していくとの姿勢を示した。
(陳韻聿、許秩維/編集:田中宏樹)