注目ポイント
台湾国防部(国防省)は24日、中国の航空機や艦艇、地上部隊が同日午前、中国福建省の東山大埕湾地域で演習を行ったことを確認したと発表した。同部は国軍がさまざまな監視手段を用いて台湾海峡周辺の海空域の動向を厳密に把握するとともに、適切に対処したとしている。

(台北中央社)国防部(国防省)は24日、中国の航空機や艦艇、地上部隊が同日午前、中国福建省の東山大埕湾地域で演習を行ったことを確認したと発表した。同部は国軍がさまざまな監視手段を用いて台湾海峡周辺の海空域の動向を厳密に把握するとともに、適切に対処したとしている。
専門家は、台湾の脅威は航空機と艦艇以外にも長距離ロケットやロケット軍が存在していると指摘。国軍は米軍を参考にし、海と空だけでなく陸からの脅威を監視する能力も持っていることを人々に知らせることで、敵軍に対しても「一挙一動を監視している」とのメッセージを伝えているのではと分析した。
同部は併せて、P3C対潜哨戒機の兵士が夜間整備や戦闘準備作業を行う様子の写真も公開した。