注目ポイント
約4年ぶりとなる北朝鮮の金正恩総書記とプーチン露大統領の首脳会議が13日行われた。ロシア側は北朝鮮との軍事技術協力に「展望がある」として、連携強化に意欲を表明し、北朝鮮へのミサイル技術提供も示唆。米CNNは「この〝のけ者〟国家はプーチン氏との交渉で、さらに脅威の存在となる可能性が高い」と警告した。
2つ目は、ロシアのウクライナ侵攻が全世界をより危険なものにしているということ。侵攻からすでに18か月以上が経ち、ロシアは今、隣国を何度も攻撃し、地域内であらゆる種類の危険なミサイルを頻繁に発射している政権にアプローチしている点だ。この〝のけ者〟国家はプーチン氏との交渉で、さらに脅威の存在となる可能性が高いとCNNは指摘した。
「ロシアは侵攻から数日でウクライナを征服する計画が失敗。それ以来、ロシアは平壌の全体主義王朝との冷戦時代の友好関係を復活させることに躍起だ」と解説。さらに、米当局者らによると、北朝鮮はすでに昨年、ロシアに砲弾やロケット弾を提供していたというのだ。
だが、戦争が長引くにつれてロシアの兵器の備蓄は枯渇し続ける一方、国際制裁により武器増産は困難になっている。そして、それは正恩氏にとって吉報だという。
ますます孤立を深めるプーチン氏は、ほかの〝のけ者国家〟から兵器をあさっている。イランは、ウクライナの民間人を日常的に殺害するドローンの主要供給国となった (明確な証拠があるにもかかわらず、イランはロシアへの武器供給を否定している)。そして今、北朝鮮はロシアを支援するため、より大きな役割を果たそうとしているとCNNは警告した。
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