注目ポイント
中国はもはや世界最大の経済大国・米国を追い越せないのか―。米ブルームバーグ・エコノミクス(BE)は、中国の国内総生産(GDP)が米国を超えるには2040年代半ばまでかかると予想しているが、実際に達成される確率は低いと分析した。
また、ブルームバーグ・エコノミクスは、22年から23年の米国の潜在成長率を1.7%と予測しており、長期予測では50年までに1.5%と徐々に低下することが示されている。
多くの経済専門家らは、中国が中期的には成長を続けると楽観的にみている。これは、依然として「巨大な経済規模、世界の技術リーダーに追いつく余地があり、政府の開発重点」に基づいたものだ。ただ、「ドライバーが力を弱めて運転している」と懸念を示した。
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