注目ポイント
過去5年から10年は投資機会に満ちていたが、次の10年を先取りするために何をすべきか、豊富な経験を持つAssured Asset Managementが紹介する。
続いて、『商益』編集長の李柏鋒氏が、過去10年間における投資家の嗜好と変化について語った。ここ数年Demo Dayや加速器関連では、いわゆるABC産業(AI、Blockchain、Cloud)のものが多かったが、今年は新しいプロジェクトであるChat GPTをはじめとした生成AIが登場した。
資本市場全般を見てみると、今年もAIとサーバーが注目されている。今後数年間は、前述の2つの分野が引き続き注目され、より多くの企業が規模を拡大したり、関連分野にシフトしていくことがわかる。
事業拡大を目指す企業が、資金や専門的なアドバイスが不足している場合、Assured Asset Managementルの豊富な投資経験が大きな助けとなる。アジア地域と米国で長い投資経験を持つAssured Asset Managementは、テクノロジー分野の洞察や地域と市場の違いについていずれも精通しており、企業が最も効果的な方法で海外投資の目的を達成し、急速に成長できるよう、背後のリソースを通じて、マッチメイキングやリソースの統合を行っている。
林氏は、海外投資を行う前に注意すべき3つのポイントとして、「マインドセット、海外投資先の厳選、方向性」を挙げている。考え方の違いは、その後の退場や予測値などのプランニングに大きく影響するため、まずは純粋な財務的投資を行うのか、それとも企業の業務上における川上・川下と一体化した投資を行うのかを明確にする必要がある。
また、海外投資ではパートナー選びも重要であり、大企業であればあるほどよく、自分の投資ニーズや投資スタイルに合ったパートナーでなければならない。最後に、「ジェネラル・パートナー」(GP)やパートナーは、それぞれ異なる資源やエコシステムを代表しており、企業は海外投資を行う前に、どのような分野や環境に参入したいのかを決定することが重要である。

ローカルからインターナショナルへ、今後10年のビジネスチャンスをどう捉えるか
李氏はまた、企業の海外投資についても、台湾の産業を振り返ると、ハードウェアに強い産業(半導体、工業など)が最も重要な産業であり、誰もが産業チェーンにおける自分の役割を理解し、その後のビジネスベンチャーにおいてこれらのギャップに対処する専門知識を持っていることが、台湾の国際舞台における最大の強みであるといえる、と答えた。
しかし、こうした問題は時として大きすぎたり、産業チェーン全体を巻き込んだりすることもあり、緊急に解決しなければならない場合には、より多くの資源、資本、時間を投入しなければならない。例えば自転車業界では、国際的な認証が必要な部品が数多くある場合や、国際的な大手メーカーのサプライチェーンに参入したい場合、円滑に進めるためには、Assured Asset Managementのようなパートナーの支援が必要となってくる。
林氏はまた「米国市場での経験から、業界のエコシステムを積極的に発展させることができれば、その下にある企業の成長を促進させやすくなることがわかっている。だからこそ、我々はさらなる可能性を模索し、事前に基盤を築くために台湾に戻ってきたのである。」と指摘している。Assured Asset Managementは今後も、フィンテック、医療、ESG、次世代産業の発展に注力すると同時に、より多くの企業の規模拡大や海外進出を支援し、ウィンウィンの関係を実現していきたいと考えている。
「2023年には、NVIDIAやAMDのような米国企業が続々と台湾に進出してくるはずだ。これは、台湾がかなりの優位性を持ち、世界中の企業から注目されていることを示している」と李氏は語った。変化が早く、競争の激しいグローバル市場に身を置く企業にとって、適切な時期に適切なパートナーを見つけ、関連するリソースを統合して、次の10年のグローバルな栄光を手に入れることがより重要になっている。