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新北市政府観光旅遊局は1日、同市の観光地として知られる山間の町・九份に高画質の4Kカメラの設置を発表した。

(新北中央社)新北市政府観光旅遊局は1日、同市の観光地として知られる山間の町・九份に高画質の4Kカメラの設置を発表した。現地の様子を24時間リアルタイムで配信することで、九份の美しい景色を楽しんでほしいとしている。
九份はかつて金鉱として栄え、レトロな町並みや雰囲気が味わえる他、時間帯によって異なる表情を見せる。写真愛好家だけでなく、海外からの観光客も好んで足を運ぶため、ライブカメラの設置場所として選ばれた。カメラは九份で最も高い場所にある宗教施設「開成殿」に置かれており、九份を俯瞰(ふかん)できる。
同局による景勝地での4Kカメラ設置は3カ所目。昨年7月に淡水の漁人碼頭(フィッシャーマンズワーフ)、今年5月には中和の烘炉地でライブ配信がそれぞれ始まっている。同局の楊宗珉局長によれば、この2カ所での配信開始以降、延べ92万人が視聴したという。
同市のユーチューブチャンネル「新北旅客 New Taipei Tour」でライブ配信の映像が観賞できる。
(黄旭昇/編集:荘麗玲)