2023-09-01 観光

台湾4都市のミシュランガイド、三つ星は3軒 44軒が星獲得

注目ポイント

台北、台中、台南、高雄の4都市を対象にした飲食店の格付け本「台湾ミシュランガイド」2023年版の星獲得店が31日、発表された。

6年連続で三つ星を獲得している台北の中華料理店「頤宮」のアヒル料理(資料)

(台北中央社)台北、台中、台南、高雄の4都市を対象にした飲食店の格付け本「台湾ミシュランガイド」2023年版の星獲得店が31日、発表された。最高評価の三つ星を獲得したのは3軒で、このうち2軒が昨年の二つ星から評価を上げた。計44軒が星を獲得した。

三つ星に輝いたのは、6年連続で選ばれた台北市の高級ホテル「パレ・デ・シン」(君品酒店)内の中華料理店「頤宮」の他、昨年は二つ星だったシンガポール料理店「JL Studio」(台中市)と西洋料理の技法を取り入れた台湾料理店「態芮」(台北市)の3軒。ガイドを発行するミシュランによれば、台湾料理とシンガポール料理のレストランが三つ星を獲得するのは世界で初めて。

二つ星に選ばれたのは6軒。このうち、フランス料理店「Liberte」(高雄市)など3軒が前回の一つ星からランクを上げた。

一つ星は35軒で、7軒が新たな顔触れとなった。新たに星を獲得したのは、ステーキ店「A Cut」(台北市)、台湾料理店「斑泊」(同)、イタリア・日本・台湾の食文化を融合させた「INITA」(同)など。

星獲得店を都市別にみると、台北35軒、台中6軒、高雄3軒。台南の店は選ばれなかった。

(呉欣紜、汪淑芬/編集:名切千絵)

 

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