注目ポイント
台湾の航空会社、チャイナエアライン(中華航空)とスターラックス(星宇)航空が9月に相次いで台北(桃園)―熊本線を開設する。

(台北中央社)台湾の航空会社、チャイナエアライン(中華航空)とスターラックス(星宇)航空が9月に相次いで台北(桃園)―熊本線を開設する。いずれもエアバスA321neo型機で運航する予定で、両社は集客に向けた宣伝活動に力を注いでいる。
7番目の日本路線となるスターラックスは同1日から月曜と木曜を除く週5便で運航を開始する。熊本では半導体産業が盛んなことから、ビジネス客の移動にかかる時間が短縮されると強調。九州の中央部に位置するとして福岡や鹿児島へも日帰りで行き来できると利便性をアピールする。
チャイナエアラインは同18日から月曜と金曜の週2便で運航。週14便の台北―福岡線と合わせて九州との往来が便利になると相乗効果を狙う。
北部・台北市内にある台北支社の幹線道路に面した柱には、熊本県のPRキャラクター「くまモン」のイラストと県内の観光スポットを紹介するラッピングが施され、魅力を伝えている他、交流サイト(SNS)上ではくまモングッズが当たるプレゼントキャンペーンも実施し、熊本線就航の周知を図っている。
(汪淑芬/編集:齊藤啓介)