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台湾の誠品生活は28日、アジア最大となる新店舗「誠品生活新店」が来月28日に北部・新北市新店区で正式開業すると発表した。250ブランド近くが出店する予定。

(台北中央社)誠品生活は28日、アジア最大となる新店舗「誠品生活新店」が来月28日に北部・新北市新店区で正式開業すると発表した。250ブランド近くが出店する予定。台北市信義区に位置する旗艦店、信義店が今年末で閉店するのに伴い、その穴を埋めることが期待されている。
新店舗は来月開業予定の大型商業施設「裕隆城」の地下1階から地上4階までのフロアに入居する。延べ床面積は1万9000坪。衣食住、交通、教育、レジャーを網羅し、一家で楽しめる空間を築く。大型公園に面し、屋外のカフェやバーも設ける。
プレオープンの日時は後日告知するとしている。
12月末に信義店が幕を下ろす他、誠品は3月には台北駅地下街からも撤退した。台北中心部の拠点が賃貸契約満了を背景に相次いで閉店する中、今年下半期は新店店の他、中部・台中市にも大型店舗をオープンさせる予定で、マーシー・ウー(呉旻潔)董事長(会長)によれば、全体の店舗面積は1万坪増となる見通し。10月に段階的に開業する予定の台中480店(台中市西屯区)は延べ床面積約7500坪を誇り、中部・南部地域で最大の店舗となる。
(江明晏/編集:名切千絵)