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「ミシュランガイド」を手掛ける仏タイヤ大手、ミシュランは23日、台北、台中、台南、高雄の4都市を対象に手頃な価格で良質な食事ができる店を選んだ「ビブグルマン」2023年版の掲載店を発表した。

(台北中央社)飲食店の格付け本「ミシュランガイド」を手掛ける仏タイヤ大手、ミシュランは23日、台北、台中、台南、高雄の4都市を対象に手頃な価格で良質な食事ができる店を選んだ「ビブグルマン」2023年版の掲載店を発表した。選出されたのは台北45軒、台中31軒、台南36軒、高雄27軒の計139軒で、うち26軒が新たに掲載された。
掲載された店の多くは台湾料理や地域の庶民派グルメを提供する飲食店となっている。今回は西洋スイーツ店も初めて入選した。
昨年度の掲載軒数は台北57軒、台中37軒、台南27軒、高雄20軒だった。台北や台中が減少した一方、台南と高雄は増加した。
台北で新たに選ばれたのは、ベジタリアンレストラン「季風」、西洋スイーツ店「HUGH dessert dining」、台湾料理店「小酌之家」の3軒。
台中は台湾料理店「沙卡」、西洋スイーツ店「MINIMAL」、眷村料理店「老士官擀麺」、豚の角煮ご飯「爌肉飯」が看板メニューの「夜間部爌肉飯」の4軒が新たな顔触れとなった。
台南では10軒が初選出され、このうち7軒が庶民派グルメの店だった。「西羅殿牛肉湯」や「黄家蝦捲」など台南の名物グルメを提供する店などが選ばれた。
高雄で新たに掲載されたのは台湾料理店「昭明海產家庭料理」、庶民派レストラン「老爺美食館(鳳山)」、グリル料理店「Apis Gril」など9軒。
「台湾ミシュランガイド2023」の星獲得店は31日に発表される。
(余暁涵/編集:名切千絵)