注目ポイント
立法院は7月28日に「ジェンダー平等教育法」の修正法案を可決し、教師は未成年の学生と親密な交際をしてはいけないと明記した。また成年に達した学生であっても、修正案で「対等でない権力関係を利用してはならない」と追加されたため、成年学生と権力を持つ教師の恋愛関係も処罰の対象となる。
台湾青年民主協会は、これまで多くの学校では、被害者が学生であった性暴力事件について、大人や教師の視点からしか検討されておらず、学生の視点を通した被害者の体験に対する理解が欠けていたと指摘する。 そこで協会は、すべての高等学校のジェンダー平等委員会に学生代表を加えることで、学生の視点や意見を取り入れるだけでなく、ジェンダー平等委員会の審議過程や決議において、より高い正当性を持たせることを求めている。