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台湾の総統府は14日、影響力を持つ外国人を総統府に招いて一泊してもらうイベントの入選者15組を発表した。

(台北中央社)総統府は14日、影響力を持つ外国人を総統府に招いて一泊してもらうイベントの入選者15組を発表した。日本からは、台湾在住の作家、片倉佳史さん、真理さん夫妻と、一人旅の動画などを配信するユーチューバーのしおりさんの2組が選ばれた。
同イベントは2019年に初めて実施され、公募で選ばれた各国のインフルエンサー10組が参加した。今回は2回目となる。入選者は9月から12月にかけて総統府に宿泊する。
イベントを主催する非政府組織(NGO)中華文化総会の李厚慶秘書長によれば、今年はグルメや古跡探訪など10種類の旅のテーマを用意した。入選者は各県市に足を運び、台湾の多様な姿について理解を深める。
今年の参加者募集は4月から6月にかけて行われ、28カ国から100組近い応募があった。宿泊体験者は当初は10組を予定していたものの、応募者が多く、その質も高かったため、15組に増やしたという。
(王宝児/編集:名切千絵)