2023-08-18 経済

台湾 デルタ電子、トヨタ電気自動車のサプライチェーンに参入 AIサーバーの受注増で収益増へ

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注目ポイント

台湾の電子機器メーカー、デルタ電子(台達電子工業股份有限公司)は、子会社との連結決算当期純利益が81億4,900万台湾ドル(約368億3348億円)、1株当たり利益(EPS)が3.14台湾ドル(約14.19円)に達したと発表した。サーバー関連事業が好調で業績はさらに更に良くなる見込みだという。

デルタ電子研究所の闕志克所長によると、デルタ電子は以前から南洋理工大学と協力していた研究開発センターで多数の特許を申請し認証を取得し、この技術の商業化の可能性を示してきたと述べた。 中でも、無人搬送車(AGV)の3Dセンサー、位置計測、人物追跡と再認識、ロボットアーム操作技術等で関連特許を取得し、実績を積んでいる。

デルタ電子の2つの新興事業、電気自動車とAIは徐々に軌道に乗りつつあり、将来的には同社の2大基幹事業になると期待されている。


 

 

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