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台湾の交通部(交通省)観光局の周廷彰代理局長は13日までに、今年の訪台客数が目標の600万人を達成するのは「問題ない」との見通しを示した。

(台北中央社)交通部(交通省)観光局の周廷彰(しゅうていしょう)代理局長は13日までに、今年の訪台客数が目標の600万人を達成するのは「問題ない」との見通しを示した。今年1月~6月の統計によれば、国・地域別では香港・マカオが44万3580人と最も多く、日本(32万4420人)、韓国(31万3000人)と続いている。
観光局の統計によると、今年1月~6月の訪台客数は268万8928人に上った。新型コロナウイルス流行前の2019年同期(597万7259人)比約45%の水準となっている。
周氏は、韓国やマレーシア、シンガポール、インドネシア、フィリピン、タイ、ベトナムなどからの訪台客数はコロナ前に近い水準かそれを上回っていると説明。特に韓国市場の回復の速度は「予想を上回っている」とし、コロナ下での取り組みや昨年以降のPR活動が功を奏したとの見方を示した。
(余暁涵/編集:名切千絵)